【推移】
7日(月):
週末のNY株式市場は急反発。主要3株価指数は3%を超す上昇で前日の7年ぶりの下落幅を取り戻したのは悪くない。上昇幅は2週間ぶりの大きさとなった。12月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が31.2万人増加し2月以来10カ月ぶりの大幅増。市場予想の17.7万人増も大きく上回った。時間当たり賃金は前月比0.4%増と、前月の0.2%増から伸びが加速した。
日経平均はNYダウの746ドル高を追いかける形で一...
【推移】
4日(金):前日のNYダウは600ドル超の大幅安。アップルの下方修正を嫌気した。株価は9%下落し2017年4月以来の安値を更新。1日としては2013年1月以来の大幅安。時価総額は7000億ドルを割り込んだ。首位はマイクロソフト(7550億ドル)、次がアマゾン(7390億ドル)、3位はアルファベット。ISM製造業景気指数は54.1と前月の59.3から低下。
2016年11月以来の低水準となり市場予想の57.9も下回った。1カ月の低...
【推移】
25日(火):
週末のNY株式市場で主要株価指数は大幅に3日続落。週明けのNY株式市場はクリスマス・イブの半日立ち合いだったが大幅続落。NYダウは653ドル安(2.91%安)の21792ドルと安値引け。
2017年9月7日以来ほぼ1年3カ月ぶりの安値水準まで沈んだ。NYダウのクリスマス・イブの下落率としては1918年(1.13%安)を上回り過去最大に達した。「政府機関の一部閉鎖やトランプ米政権の閣僚の発言などを受けて...
【推移】
17日(月):
週末のNY株式市場は大幅安。NYダウは一時500ドル超の下落。NASDAQも2%の下落で2700ポイントを割れ込んだ。取ってつけたような材料は中国の11月の小売売上高が15年ぶりの低い伸び。鉱工業生産も約3年ぶりの低い伸びにとどまったこと。
また12月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)は4年ぶりの水準に低下したことも悪材料視。「世界経済の減速懸念が再燃した」との解釈だ。今後2年以内に米...
【推移】
10日(月):
週末のNY株式市場は大幅安。ハイテクセクター中心に売り物優勢の展開で主要株価指数は2%を超す下落となった。週間では3月以来の大幅な下落。ナバロ通商製造政策局長のコメント。「米中が90日間の交渉期間内に合意できなかった場合は、米政府は関税の引き上げに動く」。これを悪材料視し米中の貿易関係に対する懸念が高まった。「米中貿易摩擦や米金利に対する懸念が市場の動揺につながった」との解...