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《マーケットストラテジーメモ》 2月第3週


13日(火):
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。S&P500は終値で初めて5000を上回った。S&P500が日中の最高値を更新するのは今年に入り10回目。ナスダック総合は一時1万6000を突破。週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは過去最高値を更新。ナスダック総合は2021年11月に付けた終値での過去最高値を一時上回った。ただその後下落に転じた。日経平均株価は1066高の7963円と大幅続伸。上昇幅は2020年3月25日の1554円以来の大きさ。

日経平均寄与度の大きい東エレクやSBGが上昇に寄与。東京海上やMS&AD、SOMPOなど保険株が軒並み大きく上昇した。TOPIXは反発。東証プライムの売買代金は5兆9268億円。ファストリ、ソニーGが上昇。大塚HD。日揮HDが下落。日経平均のEPSは2330円、東証プライム単純平均は3000円。

14日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の下落。1月の消費者物価指数(CPI)の予想を上回る伸びにより早期利下げ観測がさらに後退。米国債利回りが上昇したことを警戒した。NYダウは、約11カ月ぶりの大幅な下落率。マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタなどが軒並み下落。マイクロン・テクノロジー、クアルコム、ブロードコムなど大半の半導体関連株も軟調。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2%下落した。

日経平均株価は260円安の7703円と反落。前日の日経平均が急伸した反動もあり、幅広い銘柄に利益確定売りが出た。1月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退した。米株式市場で主要3指数がそろって下落した流れが東京市場でも続いた。TOPIXは反落。東証プライムの売買代金5兆1900億円。ファーストリテ、スクリンが上昇。リクルート、メルカリが下落。空売り比率は6日連続で40%割れ。

15日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。ウーバーとリフトが上昇。エヌビディアが時価総額でアルファベットを抜き、米企業として3位に浮上した。エヌビディアは来週の決算発表を前に2.5%上昇。時価総額が1兆8250億ドルに達した。ウーバーは70億ドル相当の自社株買いの発表。約15%上昇して上場来高値を更新。リフトが35%上昇。

日経平均株価は453円高の38157円と反発。NY株の反発を受けて買い物優勢の展開。
高値は38157円。TOPIXも反発。東証プライムの売買代金は5兆4919億円。楽天、SBGが上昇。ソニー、ルネサスが下落。日経平均採用銘柄のEPSは2375円(前日2337円)と連日で過去最高を更新。

16日(金):
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。「小売売上高の予想より大幅な落ち込みで早期利下げへの期待が再び強まった」との解釈。またCPIの上昇が株安に結び付いたのは瞬間だった。アルファベットが2.17%下落。アップルが0.1%安。1月の小売売上高は前月比0.8%減とマイナスに転じた。昨年3月以来10か月ぶりの大幅な落ち込み。市場予想は0.1%減だった。

日経平均株価は329円高の38487円と続伸。一時過去最高値にあと50円ほどまで迫った場面があった。ドル円の150円台も追い風。東証プライムの売買代金は6兆7212億円。ファーストリテ、リクルートが上昇。ソニー、スクリンが下落。

(2)欧米動向

週末の米国債利回りは上昇。
3月の利下げ確率は10.5%、5月の利下げ確率は33.7%。
年初は3月の利下げ確率は79%だった。
6月の0.25%の利下げ確率は72.7%。
前日の81.6%から低下した。

(3)新興国動向

英石油大手シェルの液化天然ガス(LNG)に関する年次報告書。
中国、南アジア、東南アジアを中心に世界のLNG需要が2040年までに50%以上増加するとの見通し。
23年の世界のLNG取引量は4億0400万トン。
前年の3億9700万トンから1.8%増加した。
24年は供給不足により価は高止まりし価格変動が過去の平均を上回るため、経済成長が抑制されると予想。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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