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《マーケットストラテジーメモ》 2月第2週


7日(月):
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウは続落。NASDAQ総合は急反発した。アマゾンが13.5%高。前日急落したメタは0.3%安。週間では主要3指数が2週連続の上昇。雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比46万7000人増。市場予想の15万人増を大幅に上回った。時間当たり平均賃金は前年同月比5.7%増。20年5月以来の大幅な伸びとなった。

日経平均株価は191円安の27148円と反落。グロース株軟調、バリュー株堅調の展開。下落幅は一時300円を超えた場面があった。東証一部の売買代金は3兆141億円。三菱重工、三井不動産が上昇。オリンパス、テルモが下落。

8日(火):
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。新型コロナウイルスの新規感染者数は大きく減少。経済活動の正常化の恩恵を受けやすい銘柄を中心に上昇。

一方でインフレ加速やFRBによる金融引き締めへの警戒感は継続。積極的に上値を追う動きは乏しい展開。アマゾンやメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の四半期決算を消化中の格好。ボーイングが3%高。ウォルト・ディズニー、アメリカン・エキスプレスが上昇。キャタピラーやハネウェル・インターナショナルなど景気敏感セクターも堅調。セールスフォース、メルク、P&Gなどが下落。アルファベット、メタプラットフォームズが大幅安。
日経平均株価は35円高の27284円と小幅反発。東証一部の売買代金は2兆9973億円と9日ぶりに3兆円割れ。ファナック、東エレが上昇。オリンパス、テルモが下落。

9日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。アップルとマイクロソフトが上昇の主役。木曜にCPI発表を控える中、国債利回りの上昇を受け銀行セクターが堅調だった。S&P500とNASDAQ総合は、朝方は下落基調。ただ、テスラやアマゾンなど大型グロース株の上昇を背景にプラスに転じた。ウクライナ危機を巡るロシアのプーチン大統領との会談に関するマクロン仏大統領の前向きな発言も好材料視。
一方、エネルギ関連セクターは軟調。メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は2.1%安と4日続落。

日経平均株価は295円高の27579円と大幅続伸。上昇幅は一時350円を超えて27600円台を回復した場面もあった。トヨタの決算は通過。東証一部の売買代金は3兆38254億円。ネクソン、オリンパスが上昇。明治HD、出光興産が下落。

10日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。国債利回りの上昇が一服。大型グロース株に買いが拡大。好調な企業決算も好感された。4続落していたメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は5%超上昇、エヌビディアが6.4%、マイクロソフトが2.2%上昇。
ただNASDAQ総合は年初来7%超下落。S&P500は年初来約4%安。12月の卸売在庫は前月比2.2%増と速報値の2.1%増からやや上方修正。市場予想は2.1%増だった。FF金利先物市場は12月までに0.25%の利上げを5回以上行うことを織り込んでいる。3月の最初の利上げが0.5%である可能性は27%と低下。

日経平均株価は116円高の27696円と続伸。寄り付き後に上昇幅は300円を超えた場面があったがその後は急速に伸び悩み一時は下げに転じた場面もあった。3連休と1月の米消費者物価指数発表を控え上値を追う動きは限定的。後場の値動きは少なかったが前場の18円高よりは上昇した。
SQ値27835円は「幻」ではなかったが終値で下回っており大きく1敗。東証1部の売買代金は3兆4508億円。東エレ、ソニーが上昇。SBG、レーザーテックが下落。

(2) 欧米動向

ニューヨーク連銀が発表した米国の家計債務と信用に関する報告書。
家計の負債総額が2021年に1兆ドル増加した。
増加額は07年以降で最大。
価格が一段と高騰している住宅や自動車などの購入増加が背景。
「住宅ローンと自動車ローンの残高総額は21年に住宅価格と自動車価格の上昇に連れて急増した」との見方だ。
21年の負債総額は19年末から1兆4000億ドル増加。
21年に組成された住宅ローンは4兆5000ドル超。
1999年以降のデータベースで最高を記録。
住宅ローン残高は第4四半期に2580億ドル増加。
昨年末時点で10兆9300億ドルとなった。
クレジットカードの残高は第4四半期に520億ドル増加。
四半期の増加額としてはデータ算出開始以降で最大。
ただ残高は19年末の水準をなお710億ドル下回っている。

(3)新興国動向



【展望】

スケジュールを見てみると・・・。

【2月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
    気学では「前半もたつくも中旬より反落し、月末には保ち合いとなる」。
   
2月14日(月)バレンタインデーは上げの特異日
2月15日(火)10ー12月GDP速報値、米生産者物価、NY連銀製造業景況感、ZEW景況感
2月16日(水)第三次産業活動指数、首都圏マンション販売、米小売売上高、鉱工業生産、中国各種経済指標
2月17日(木)貿易収支、機械受注、米住宅着工、フィラデルフィア連銀製造業景況感、G20財務相・中央技能総裁会議(インドネシア)、変化日
2月18日(金)消費者物価、 米中古住宅販売、連邦政府つなぎ予算の期限、株高の日L

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2021年10─12月期の運用収益。
5兆4372億円の黒字。
収益率はプラス2.81%だった。
運用収益率は7四半期連続のプラス。
資産別に見ると、国内債券がマイナス0.02%、外国債券がプラス2.52%。
国内株式がマイナス1.62%、外国株式がプラス10.54%。
12月末の運用資産額は199兆2518億円。
同月末の資産構成比率は、国内債券24.95%、外国債券24.46%、
国内株式24.92%、外国株式25.68%。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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