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《マーケットストラテジーメモ》 12月第5週


27日(月):
NY株式市場はクリスマスで休場。欧州株式市場はクリスマス前で薄商いとなるなか下落。日経平均株価は106円安の28676円と続落。買い手控モードながら逆にクリスマスや年末で休みの機関投資家が多く売り急ぐ動きは限られた。東エレが連日で最高値を更新。アドテストも上昇。半導体関連への資金流入が続き支えとなった。東証1部の売買代金は1兆6685億円。4日連続での2兆円割れ。ソニー、エーザイが上昇。オムロン、ニトリが下落。

28日(火):
3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。S&P500は1%超の上昇で過去最高値を更新した。4連騰で4.9%上昇。4日間の上昇率は2020年11月上旬以来の大きさとなった。
マスターカードが決済データを元にまとめた米国の年末商戦(11月1日ー12月24日)の売上高は前年同期比8.5%増。年末商戦の消費は伸び悩むとの見方があった中で消費の強さを確認。投資家心理が上向いたとの解釈。ホーム・デポやウォルマートが上昇。百貨店のメーシーズや高級衣料のラルフローレンなども買われた。
長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れたとの見方からハイテク株も上昇。アップル、マイクロソフト、セールスフォースが高い。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上昇が目立った。SOX指数は2.7%高の4039ポイントと過去最高値を更新。

日経平均株価は392円高の29069円と3日ぶりに反発。約1か月ぶりの高値水準を回復した。東証一部の売買代金は2兆1688億円と5日ぶりに2兆円台回復。東エレ、レーザーテックが上昇。JT、郵船が下落。

29日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは5日続伸。インドネシア政府が737MAXの運航再開を承認した ボーイングが1.46%高。一方でNASDAQとS&P500は5日ぶりに反落。方向感のない中、3市場の売買高が70億株台と薄商い。

日経平均株価は162円安の28906円と反落。29000円台を割り込んだ。東証一部の売買代金は2兆392億円、TOPIXの浮動株比率の見直しによるリバランスが大引けにあったことで少し膨らみ2日連続の2兆円台。SBG、Jフロントが上昇。ファーストリテ、東エレが下落。

30日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは6日続伸で過去最高値を更新。過去最高値更新は今年45回目。6日続伸は3月15日までの7日続伸以来。S&P500は今年70回目の過去最高値更新。3年連続で12月に年間高値を付ける年末高となった。引け際にNASDAQ100は上昇に転じたがNASDAQ総合指数は小幅続落。

日経平均株価は115円安の28791円と続落。下落幅は一時300円を超えた場面もあったが下落幅を縮小した。これで大納会は6年連続で下落。日経平均株価の年間騰落は1357円高(4.9%上昇)。東証一部の売買代金は1兆8438億円。ZHD、スクリンが上昇。小田急、リコーが下落。


(2) 欧米動向

世界の株式時価総額の年間増加額は約18兆ドル(約2000兆円)と過去最大。

市場の主な記録

商品の総合指数 1994年以降で最大の上昇率
世界の債券 22年ぶり下落率
日本の長期金利 6年ぶり脱マイナス
円の対ドル相場 6年ぶり下落
日経平均株価の年末値 32年ぶりの高値
米国の時価総額シェア 45%と18年ぶり高水準

(3)新興国動向

中国国有資産監督管理委員会(SASAC)は国有企業に対し、2025年までにエネルギー消費や温室効果ガスの削減を要請。
1万元(1570ドル)生産当たりのエネルギー消費は25年までに20年の水準を15%下回るようにする。
温室効果ガスの排出は20年比18%削減を求めた。
中国は2030年までに排出量をピークアウトさせることを目指している。

【展望】


スケジュールを見てみると・・・。

1月】6勝4敗、(勝率60%、4位))
    気学では「新甫から買い方針。その後は戻り売り。目先に迷わず売り」。

1月3日(月)米ISM製造業景況感   
1月4日(火)大発会
1月5日(水)マネタリーベース、米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況感
1月6日(木)米貿易収支、製造業受注
1月7日(金)米雇用統計、消費者信用残高
1月10日(月)成人の日で休場、株高の日L
1月11日(水)天赦日、一粒万倍日
1月12日(木)米消費者物価指数、ベージュブック
1月13日(木)マネーストック、米生産者物価指数、下げの特異日
1月14日(金)オプションSQ、米小売り売上高、鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感、最も上昇しやすいとされている日、変化日
1月17日(月)キング牧師生誕記念日でNY休場、ダヴォス会議(→22日)、株高の日L
1月18日(火)日銀金融政策決定会合、展望レポート、米NY連銀製造業景況感、独ZEW景況感
1月19日(水)株安の日L
1月20日(木)フィラデルフィア連銀製造業景況感、貿易収支、変化日
1月21日(金)消費者物価指数
1月24日(月)株高の日L
1月25日(火)米消費者信頼感、株高の日L
1月26日(水)米新築住宅販売、FOMC政策金利発表、パウエルFRB議長会見、大幅安の日L、
        変化日、TOPIXパッシブ売買インパクト
1月27日(木)米第4四半期GDP速報値、耐久財受注
1月28日(金)米個人所得、ミシガン大学消費者信頼感
1月31日(月)鉱工業生産、米シカゴ購買部協会景気指数、中国春節(→2月6日)

昨年大納会は123円安の27444円。
今年の大発会は185円安の27258円。
翌日99円安、3日目の1月6日が102円円安。
4日目434円高、5日目648円高と1月14日まで5日続伸だった。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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