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《マーケットストラテジーメモ》 12月第1週


【推移】

30日(月):
週末のNY株式市場は感謝祭翌日で短縮取引。主要3指数はそろって上昇。ハイテク関連株が買われNASDAQは終値ベースの過去最高値を更新した。「12月は11月ほどの上昇ではないにしろ年末ラリーが期待される」という見方だ。「ブラックフライデーでの客足は減少。ただオンライン販売は過去最高に達しており好材料」という声もある。
ことも好感。恐怖と欲望指数は91ポイント→92ポイント。「強烈な欲望」の世界。

日経平均株価は211円安の26433円と4日ぶりの反落。MSCI採用銘柄入れ換えを警戒した売り物に押された格好。東証一部の売買代金は4兆7689億円と増加。エムスリー、SBGか上昇。アステラス、リクルートが下落。

1日(火):
週明けのNY株式市場で主要3指数はそろって反落。「過去1カ月の上昇を消化しようとする動き。月末のポートフォリオ調整が影響しての下落。新型コロナウイルスワクチンの開発進展や来年の景気回復への期待を背景に月間のパフォーマンスは好調。利益確定の動きが広がった」との解釈だ。

S&P500はここ数週間の大幅上昇で月間の上昇率が10.8%。11月としては過去最高となった。NYダウは11.9%、NASDAQは11.8%上昇。NYダウは1987年以来の大幅な月間上昇率を記録。S&P500とNASDAQは月間で今年4月以来の大幅上昇となった。

日経平均株価は353円高の26787円と大幅反発。上昇幅は一時400円を越え26800円台に乗せた場面もあった。東証一部の売買代金は2兆3191億円。ファーストリテイリング、SBGが上昇。リクルート、富士電機が下落。

2日(水):
火曜のNY株式市場で主要3指数はそろって反発。S&P500とNASDAQは過去最高値を更新した。ファイザーとモデルナはそれぞれが開発するコロナワクチンの条件付き緊急使用許可を欧州連合(EU)当局に申請。ワクチン候補への期待感が高まった格好だ。米国のマネーストック(M2)は16日時点で約2000兆円。昨年末比で約400兆円の増加。リスクマネーのリザーブは大きい。

日経平均株価は13円高の26800円と小幅続伸。27000円乗せを前に上値は重かった。東証一部の売買代金は3兆726億円。キャノン、帝人が上昇。リクルート、ソニーが下落。

3日(木):
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。S&P500は終値ベースの過去最高値を更新。一方NASDAQは小幅反落。ADP全米雇用レポートで民間部門雇用者数の伸びは30万7000人。市場予想の41万人を下回った。地区連銀経済報告(ベージュブック)では12地区中4地区で経済成長が「ほとんど、もしくは全く見られなかった」。「経済活動が失速している兆候が改めて示された」との解釈だ。ただ「悪いニュースで交渉が促されれば良いニュースになる可能性がある」という見方もある。

日経平均株価は8円高の26809円と小幅ながら3日続伸。英政府ファイザーなどが開発する新型コロナウイルスのワクチンの使用を承認。「新型コロナウイルスのワクチン普及で経済が正常化に向かうとの期待から、景気敏感株への買いが相場を支えた」との解釈。
TOPIXも3日続伸。東証1部の売買代金は2兆5457億円。川船、三井金が上昇。第一三共、TOTOが下落。

4日 (金):
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。NYダウは一時3万ドル台に乗せて3日続伸。S&P500は過去最高値圏で推移。しかしファイザーがワクチンのサプライチェーンで問題に直面しているとの報道を受けて終盤に下落。NASDAQはS&P500への採用を控えたテスラ主導で取引時間中の過去最高値を更新した。

日経平均株価は58円安の26751円と4日ぶりの反落。米雇用統計を控えての様子見モード。ただ夕方の会見で菅首相が追加経済対策に減給すると伝わり下落幅を縮小した。TOPIXは4日続伸。東証一部の売買代金は2兆3367億円。SUMCOが上昇。ファーストリテが下落。

(2) 欧米動向

NYではクリスマスラリーの時期。
感謝祭1週間前の11月19日から翌年1月3日のパフォーマンスは過去悪くない。


(3)新興国動向

中国工業部門企業利益は前年同月比28.2%増の6429億1000万元(977億9000万ドル)。
6カ月連続で増加。
製造業の着実な回復ぶりが示された


【展望】

スケジュールを見てみると・・・

【12月】6勝4敗、(陽線確率60%)、過去15年9勝5敗(3位)
     気学では「押し目買い。上場機運。納会は平穏」


 4日(金):米雇用統計、貿易収支、変化日
 5日(土):臨時国会会期末(予定)
 6日(日):「はやぶさ2」の帰還カプセルが着地
 7日(月):景気動向指数、米消費者信用残高、ファイザーのワクチン接種開始、中国貿易収支
 8日(火):GDP確定値、家計調査、景気ウォッチャー調査、米大統領選で州の結果確定期日、独ZEW景況感
 9日(水):マネーストック、機械受注、中国生産者・消費者物価
10日(木):法人企業統計予測調査、国内企業物価指数、都心オフィス空室リル、米消費者物価、財政収支、ECB理事会、EU首脳会議、ノーベル賞授賞式、変化日、株安の日
11日(金):メジャーSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、一粒万倍日・鬼宿日・神吉日


★相場八策(PART6)★

(1)百の講釈よりも一つの成果
(2)難しい言葉はやさしく置き換える
(3)狷介な小手先に拘ると未来を見失う
(4)指数は「合成の誤謬」の代表格
(5)「過去に饒舌、未来に寡黙」の結論は「見極めたい」
(6)相場は「陰と陽、光と影、明と暗」の反復
(7)混沌を厭わず、明確な未来を自分で創造する
(8)「この指止まれ」の真似の連鎖に止まらない
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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