EIMEI.TV 配信拡大!!パソコンサイトOPEN!! 
にて『株式投資のイロハ! Eimei for スゴ得』配信中※NTTドコモ android/iPhone対応
KDDI月額サイト『株式投資のイロハ! Eimei.TV』配信中※KDDI android/iPhone対応
にて『株式投資のイロハ! Eimei.TV』配信中※SOFTBANK android/iPhone対応
MVNO(格安SIM)向け取り放題サービス『取り放題.jp』 にて『株式投資のイロハ! Eimei.TV』配信中※android/iPhone対応

Entries

10月18日 個別銘柄情報 [2708]久世

[10月18日更新]

久世は年初来高値に面合わせ、17年3月期営業増益予想で指標面に割安感

 久世<2708>(JQ)は外食・中食産業向け業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開している。17年3月期は売上総利益率上昇や物流改善効果などで営業増益予想である。株価は戻り歩調で3月の年初来高値に面合わせの場面があった。指標面の割安感も評価して上値を試す展開だろう。なお11月8日に第2四半期累計業績発表を予定している。

■業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開

 首都圏中心に外食・中食産業向け業務用食材の卸売事業を展開し、子会社キスコフーズは国内とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュ・ワンは東京都内を中心に生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 16年3月期のセグメント別売上高構成比は食材卸売事業93%、食材製造事業7%、不動産賃貸事業0%だった。販売チャネル別売上高構成比(単体ベース)はファーストフード・ファミリーレストラン・カフェ36%、居酒屋・パブ27%、ディナーレストラン・ホテル・専門店23%、デリカ・惣菜・ケータリング・娯楽施設・その他15%だった。

■販路拡大戦略を推進

 中期成長に向けた重点戦略として、首都圏・関西圏・中部圏での販路拡大、全国物流ネットワークの強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、海外事業の基盤確立などを推進している。

 販路拡大に向けたM&A・アライアンス戦略では、12年6月中部圏で酒類販売大手サカツコーポレーションと業務提携、14年4月高級飲食店向けに強みを持つ水産物中卸会社の旭水産を子会社化した。なお15年3月海外子会社の久世(香港)が所有する中国・上海峰二食品有限公司の株式を国分に譲渡した。中国事業は久華世(成都)商貿有限公司を軸に継続する。

 子会社の久世フレッシュ・ワンは15年9月横浜中央市場の青果仲卸会社である丸ユ商店と業務提携した。また横浜事業所の開設、大田市場と横浜市場での買参権取得など、営業エリア拡大戦略を推進している。

■売上総利益率上昇や物流改善効果で営業損益改善基調

 四半期別の業績推移を見ると、15年3月期は売上高が第1四半期163億73百万円、第2四半期172億19百万円、第3四半期183億76百万円、第4四半期160億76百万円、営業利益が1億79百万円の赤字、44百万円の赤字、23百万円の黒字、88百万円の赤字だった。16年3月期は売上高が165億02百万円、172億73百万円、183億48百万円、150億70百万円、営業利益が1億30百万円の赤字、99百万円の黒字、2億86百万円の黒字、1億84百万円の黒字だった。物流コスト上昇などで営業損益が悪化していたが、16年3月期第2四半期以降は営業損益改善基調だ。

 16年3月期は、大口取引先モンテローザとの取引(15年3月期売上高約97億円、16年3月期売上高約80億円)を16年1月末に終了したため減収だが、新規取引先開拓(売上高36億円・2600店舗増加)、既存顧客との取引深耕、売上総利益率改善、物流改善などが寄与して営業黒字化した。売上総利益は15年3月期比3.7%増加し、売上総利益率は17.6%で同0.9ポイント上昇した。販管費は同2.6%減少し、販管費比率は16.9%で同0.2ポイント低下した。運賃が同2億14百万円(3.6%)減少した。

 特別損失ではのれん償却額1億84百万円が一巡した。ROEは10.2%で同19.0ポイント上昇、自己資本比率は26.0%で同2.5ポイント上昇した。配当は15年3月期と同額の年間12円(期末一括)で配当性向は9.6%だった。利益配分については、中長期視点で健全な株主資本を構成していくことと、業績動向および財務体質の強化を考慮しつつ、安定配当の維持を基本におきながら、弾力的に株主還元を図っていくことの二点を最重点に利益配分の提案を行っていくとしている。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、食材卸売事業は売上高が同1.0%減の627億16百万円で営業利益が同6.0倍の7億40百万円、食材製造事業は売上高が同8.0%減の44億86百万円で営業利益が同12.1%増の4億45百万円、不動産賃貸事業は売上高が同0.2%減の1億45百万円で営業利益が同3.8%増の1億11百万円だった。

■17年3月期第1四半期は各利益とも黒字化

 今期(17年3月期)第1四半期(4~6月)の連結業績は売上高が前年同期比10.3%減の148億09百万円、営業利益が72百万円の黒字(前年同期は1億30百万円の赤字)、経常利益が1億15百万円の黒字(同90百万円の赤字)、純利益が89百万円の黒字(同63百万円の赤字)だった。

 モンテローザとの取引解消で減収だが、売上総利益率改善や物流業務効率化などで営業損益が改善した。食材製造事業の好調も寄与した。売上総利益は同1.9%増加し、売上総利益率は19.0%で同2.3ポイント上昇した。販管費は同5.3%減少したが、販管費比率は18.5%で同1.0ポイント上昇した。

 セグメント別(連結調整前)に見ると、食材卸売事業は売上高が同11.2%減の137億44百万円で営業利益が1億90百万円の黒字(同7百万円の赤字)だった。モンテローザとの取引解消で減収だが、新規得意先開拓、既存得意先との取引深耕、効率性を意識した営業推進、競争力のある商品提案、物流業務効率化などで営業損益が改善した。食材製造事業は売上高が同3.3%増の10億68百万円で営業利益が同57.8%増の1億12百万円だった。自社ブランド商品の販売強化や生産性の向上を推進した。不動産賃貸事業は売上高が同横ばいの36百万円で営業利益が同1.5%増の28百万円だった。

■17年3月期通期も営業増益予想で収益改善基調

 今期(17年3月期)通期の連結業績予想(5月10日公表)は、売上高が前期(16年3月期)比6.2%減の630億円、営業利益が同10.4%増の4億85百万円、経常利益が同10.7%減の5億30百万円、そして純利益が同21.8%減の3億80百万円としている。配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)で予想配当性向は12.2%となる。

 モンテローザとの取引解消が通期ベースで影響して減収だが、同社向け店舗配送・商品保管・庫内作業等の物流業務は全て外部委託しており、これらの諸経費も取引終了に伴ってなくなる。そして新規取引先の開拓、既存取引先のインストアシェアアップ、高付加価値商品拡販などによる売上総利益率改善、一段の物流業務効率化による物流費削減などで2桁営業増益予想としている。経常利益と純利益については、前期計上した営業外収益での保険解約益60百万円、特別利益での投資有価証券売却益85百万円が一巡して減益予想としている。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.5%、営業利益が14.9%、経常利益が21.7%、純利益が23.4%と低水準の形だが、下期偏重の計画であり、第2四半期累計予想に対する進捗率は売上高が48.1%、営業利益が72.0%、経常利益が95.8%、純利益が109.9%と高水準である。通期も収益改善基調が期待される。

■中期経営計画でチェーン戦略強化

 第3次C&G中期経営計画では、経営目標数値に18年3月期の売上高670億円、営業利益6億70百万円、営業利益率1.0%、自己資本比率28.7%、ROE10.4%を掲げている。

 グループ事業の基本戦略(5つの柱)として、チェーン戦略(KZN=久世全国ネットワーク)=効率的な全国物流ネットワークの構築と機能の強化、エリア戦略=3大都市圏のエリア特性にあった戦略、フルライン戦略=ワンストップショッピングを可能とするフルライン機能の強化、商品開発・加工・製造戦略=マーチャンダイズ機能の強化、海外事業戦略=新しいマーケットの開拓を推進する。

■株主優待制度は毎年3月末に実施

 株主優待制度は毎年3月31日現在1単元(100株)以上保有株主を対象として、保有株数に応じて当社ブランド特選無洗米(山形県天童産はえぬき・新米)を贈呈する。100株以上~1000株未満保有株主には2.5kg、1000株以上~3000株未満保有株主には5kg、そして3000株以上保有株主には10kg贈呈する。

■株価は戻り歩調で年初来高値に接近、上値試す

 株価の動きを見ると戻り歩調の展開で、10月14日には824円まで上伸し、3月の年初来高値824円に面合わせの形となった。

 10月17日の終値812円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS98円14銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.5%近辺、そして前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1290円81銭で算出)は0.6倍近辺である。時価総額は約32億円である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感も評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
株式投資情報を配信するキュレーションサイト(株式投資総合)が好評(2016/06/22)
【チャートで見る株価】星光PMCはモミ合い上放れて出直り本格化の動き(2016/08/29)
【業績でみる株価】アルトナーはボックス上放れの動き、17年1月期第2四半期累計が増収増益で通期増額余地(2016/09/08)
【業績でみる株価】PR TIMESは底打ち反転の期待、17年2月期第2四半期累計の増額修正を発表(2016/09/08)
大好評 櫻井英明 袋とじ 稼足銘柄 11月21日号 プレミアム版 先行配信! 9月稼足銘柄 無料公開中!10月31日終値で187%↑ 132%↑と驚異のパフォーマンス!
11月21日号[配信中]

IR担当者様向け[PDF]
メーラーが起動します。

相場手控え 発売中

11月20日号[配信中]
07月19日号[配信中]
関連リンク
LINE スタンプ
[Eimei.TV]メルマガ
【2017年】
【10月】1週
【9月】5週/4週/3週/2週/1週
【8月】4週/3週/2週/1週
【7月】4週/3週/2週/1週
【6月】5週/4週/3週/2週/1週
【5月】4週/3週/2週/1週
【4月】4週/3週/2週/1週
【3月】5週/4週/3週/2週/1週
【2月】4週/3週/2週/1週
【1月】4週/3週/2週/1週
【2016年】
【12月】5週/4週/3週/2週/1週
【11月】4週/3週/2週/1週
【10月】4週/3週/2週/1週
【9月】5週/4週/3週/2週/1週
【8月】4週/3週/2週/1週
【7月】4週/3週/2週/1週
【6月】5週/4週/3週/2週/1週
【5月】4週/3週/2週/合併号1週/04月5週
【4月】4週/3週/2週/1週
【3月】4週/3週/2週/1週
【2月】4週/3週/2週/1週
【1月】5週/4週/3週/2週


■25(月)
【国内】
安部首相が会見 衆院解散表明の見通し
9月月例経済報告
《決算発表》
大光、あさひ

【海外】
米8月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米9月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
独9月Ifo景況感指数(17:00)
《米決算発表》
カーニバル・コーポレーション

■26(火)
【国内】
8月企業向けサービス価格指数(8:50)
7月19・20日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
40年国債入札
9月末権利付き最終日
《決算発表》
ライトオン

【海外】
イエレンFRB議長講演
米7月S&Pコアロジックケースシラー住宅価格指数(22:00)
米8月新築住宅販売件数(23:00)
米9月CB消費者信頼感指数(23:00)
米9月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米2年国債入札
《米決算発表》
マイクロン・テクノロジー、ナイキ


■27(水)
【国内】
《決算発表》
ニトリHD、西松屋チェーン

【海外】
米8月耐久財受注(21:30)
米8月中古住宅販売仮契約(23:00)
米5年国債入札

■28(木)
【国内】
臨時国会召集、冒頭に衆院解散の見通し
2年国債入札
《決算発表》
ハイディ日高、スター精密

【海外】
NZ準備銀行金融政策決定会合
米4-6月期GDP確定値(21:30)
米8月卸売在庫(21:30)
米9月カンザスシティ連銀製造業指数(9/29 0:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
アクセンチュア、マコーミック、コナグラ・ブランズ

■29(金)
【国内】
8月消費者物価(8:30)
8月失業率・有効求人倍率(8:30)
8月家計調査(8:30)
8月鉱工業生産(8:50)
8月商業動態統計(8:50)
8月住宅着工件数(14:00)
9月20・21日開催の日銀金融政策決定会合「主な意見」
《決算発表》
アダストリア、ハローズ、DCM、ミルボン、ストライク、スギHD、ケーヨー

【海外】
日中国交正常化45周年
財新中国9月PMI製造業(10:45)
英4-6月期GDP確報値(17:30)
米8月個人所得(21:30)
米8月個人支出(21:30)
米9月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

業界用語から基本用語まで!!
※日々更新中
運営会社アイロゴス【姉妹サイト】
Dr.コパの風水アドバイス

ランキングバナー
注目銘柄
【必ずお読みください/免責事項】
このサイトの情報は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 このサイトの情報は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成されていますが、㈱アイロゴスは、その正確性および完全性に関して責任を負うものではありません。このサイトの情報に記載された意見は、公開日における判断であり、予告なく変わる場合があります。 このサイトの情報のいかなる部分も一切の権利は㈱アイロゴスに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。