
【10時の概況】
15日10時現在の日経平均株価は前営業日比16.46円安の1万6903円46銭で推移。
米国株が高安まちまちとなった一方、米経済指標の下振れが嫌気されてドル安円高が進行。週明けの東京市場は売り優勢で取引を開始している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮めている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で3871億円と低水準となっている。夏休みで市場参加者が少ないのも値動きの乏しさにつながっている。東証1部の値上がり銘柄数は1029、値下がりは725、変わらずは205だった。
業種別では33業種中、9業種前後が高い。値上がり上位では食料品、ゴム製品、情報通信、サービス、水産など。半面、値下がりで目立つのは紙パルプ、鉄鋼、石油、倉庫、医薬品、非鉄などとなっている。
日経平均マイナス寄与度は5.57円の押し下げでアステラスがトップ。以下、トレンドが4.49円、ファストリが4.3円と続いている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を27.78円押し上げている。次いで電通が13.67円、ファナックが10.74円と続いている。
個別では、任天堂が下げているほか、ファーストリテーリング、NTTドコモが冴えない。一方で横ばいで始まったソフトバンクが大幅上昇に転じている。ブイ・テクノロジーや東芝やシャープが上げている。
東証2部株価指数は5日続伸。シャープやジー・スリーが上昇し、コメ兵やラオックスが下げた。