
【10時の概況】
12日10時現在の日経平均株価は前営業日比140円10銭高の1万6875円22銭で推移。
日経平均株価は高値圏で一進一退となった。
欧米株高を受けた内外の投資家の買いが一巡し、目先の利益を確定する売りが上値を抑えた。
「祝日と週末の谷間のため市場参加者が少ないとみられ、上値を追うには市場のエネルギーが足りない」と指摘する。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)は反発し、高値圏で推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7010億円、売買高は5億9162万株。東証1部の値上がり銘柄数は1297、値下がりは514、変わらずは159だった。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は空運、その他製品、ガラス・土石の3業種にとどまっている。値上がり率1位は不動産で、以下、保険、その他金融、パルプ・紙、電気・ガス、サービスと続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を21.88円押し上げている。次いで東エレクが11.95円、セコムが5.55円、TDKが5.08円、花王が5.04円と続く。
マイナス寄与度は7.23円の押し下げでファナック がトップ。以下、トレンドが3.32円、ヤマハが1.76円、アルプスが1.76円と続いている。
16年4~6月期の連結決算(国際会計基準)で営業利益が83%増の73億円だったディーエヌエが高い。トヨタやマツダが高い。一方、任天堂やファナック、日電産が売りに押された。
東証2部指数は4日続伸した。シャープ、朝日インテク、アサヒ衛陶が上昇し、ヨネックス、安川情報が下落した。
8月限SQ概算値は16,926.6円(暫定値)
前日比 +191.48円
225先物はアムロ・ソジェン・JP・GS・バークレイズ・パリバ・モルスタが買い越し。
野村・SBI・みずほ・マネ・三菱・楽天が売り越し。
TOPIX先物はGS・モルスタ・大和・三菱が買い越し。
ドイツ・メリル・野村・UBS・ソジェン・JPが売り越し。
外資系等はオリコ(8585)、森永菓(2201)、グローリー(6457)に注目。
テクニカル的にはタマホーム(1419)、大豊建(1822)、中外炉(1964)、六甲バ(2266)、ダイニック(3551)、HUG(3676)、アイカ工(4206)、TDCソフト(4687)、BML(4694)、EMシステムズ(4820)、ブラザー(6448)、三菱電(6503)、横河電(6841)、ゼンショー(7550)、バンナム(7832)、十八銀(8396)、みなと銀(8543)が動兆。