
【前引け概況】
5日前引け終値は45円86銭高の1万6300円75銭と続伸した。
前日の海外株高を受けて買い優勢で始まり日経平均は終始プラス圏で推移した。英中央銀行が金融緩和に動いたことで、世界的にリスクオンの流れが形成されている。
為替も1ドル=101円台前半で落ち着いた動きをみせ、これも買い安心感につながった。ただ、日本時間今晩に予定される米雇用統計発表を見極めたいとの思惑もあり、上値を買う動きも限定的だった。
JPX日経インデックス400は小幅反落した一方、東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆290億円だった。売買高は8億7060万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は979、値上がりは838、変わらずは148だった。

個別では、業績下方修正でアク抜け感が出たトヨタ自動車が売買代金トップで大幅高、ETF買いの思惑を背景にファーストリテイリングの上昇も目立つ。
光村印刷が急伸、好決算評価でバンダイナムコホールディングスも大幅高。半面、任天堂は軟調、サンケン電気が急落、ディー・エヌ・エーも大きく売られた。
東証2部株価指数は続落した。前引けの2部指数は、前日比30.38ポイント安の4149.91となった。
個別銘柄では、アイレップ、ウインテスト、ヨネックス、が値下がり率上位に売られた。一方、エイチワンがストップ高。光陽社、MCJも値上がり率上位に買われた。
【市況】日経ジャスダック平均続落、雇用統計前に売り

日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比43銭安い2452円88銭となった。
日経平均株価が上昇したため、新興株にも買いが先行したが続かなかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で215億円、売買高は4454万株。
マクドナルドやセリア、セプテニHD、アクモス、カーディナルが値下がり率上位に売られた。
半面、極楽湯がストップ高。クルーズ、ダルトン、ラック、サンキャピタルも値上がり率上位に買われた。
【市況】東証マザーズ指数は続落、TOKYO BASEなどが売られる。

東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比4.32ポイント安い918.42だった。
個別銘柄では、農業総研、TOKYO BASE、イーガーディやミクシィが値下がり率上位に売られた。
一方、そーせいやモバファク、シグマクシスは値上がり率上位に買われた。