
【10時の概況】
10時現在の日経平均株価は前週末比146.70円安の16489.07円で推移している。
米経済指標が相次いで予想を下振れたことや、原油価格の下落などを受けて、東京市場は売り優勢でスタートした。
日経平均は16500円を挟んだ水準でもみ合っている。マザーズ指数は前日比1%ほど上昇しており、中小型株が相対的に強含んでいる。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安値圏で小動きとなっている。
業種別では33業種中31業種が下落し、上昇は食料、医薬品の2業種のみ。値下がり1位は鉱業で、以下、非鉄金属、銀行、金属製品、保険、石油・石炭と並ぶ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5729億円、売買高は5億4350万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1252と、全体の約6割強を占めた。値上がりは540、変わらずは161銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は8.99円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが7.97円、ファナックが7.81円と続いている。
プラス寄与度トップはアルプスで、日経平均を3.36円押し上げている。次いでJTが3.24円、塩野義が2.77円と続く。

ソフトバンクグ、三菱UFJ、トヨタ、三井住友、みずほ、NTT、KDDIがさえない。一方、任天堂が小幅高で推移しているほか、マザーズのそーせいが買い優勢となっている。
東証2部株価指数は続落。安川情報やヨネックスが下落し、ゼニス羽田やウインテストが上げた。