<兜町カタリスト>
「現場から」
先週のラジオNIKKEI「櫻井英明の投資知識研究所」。
以下は叶内アナが書いた企業紹介。
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今回のゲストはネオジャパン(3921)の齋藤晶議社長です。
主力商品がグループウェアの「desknet's NEO」というものなのだそうですが、
私も「グループウェア」ってそもそも何?からだったので、
今回ご説明いただいてよくわかりました。
会社の中でみんなのスケジュールの管理をする、メールの管理をする、
会議室を予約するといった仕組みなどを一定のところで管理し、共有するもの。
大勢での意思疎通をスムースに行うものだそうです。
これだけあればほとんどの会社の業務がワンパッケージですんでしまう。
それなのに、月額400円から!
優秀な技術者さんが集まって、やりたいこと、お客様の要望を聞いていたら
こんな技術が詰まったものが安くできたんだそうです。
グループウエアの2014年の市場規模は600億円。
今後、年率8.8%で成長し2019年には915億円と予想されており
拡大の余地は大きいと見られているそうです。
(櫻井所長のスケジュールはホントに入れておいてください)
詳しくはぜひオンデマンドでお聴きください!!
因みに以下は先週分。
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本日のゲストはバルニバービ(3418)代表取締役社長佐藤裕久さんです。
昨年10月28日に東京証券取引所マザーズに上場されました。
セクターとしては小売業、一般的には外食産業ということになりますが、
佐藤社長はそれは「しっくりこない」とおっしゃいます。
櫻井キャスターからは「人が過ごす時間のサポーターですよね」との提案。
バルニバービが目指しているのは、ここにこんなものがあったらいいなというものを作ること、
例えば川沿いのほったらかしになっている自治体管理の公園。
そこに川を眺めながら楽しめる場所があったらいい。
軸に食べ物、飲み物があって。
大きな樹があるなら、その下に集うような場所があったらいい。
キーワードは「バッドロケーション」だそうです。
「バッド」だからいいわけではなく、もともとあった地形や樹、建物も活かして、
そこに新しい生命を吹き込むことなのだと感じました。
人材についてのお考えもユニークでした。
「食べ物屋さんになろうと志した人が、冷凍パスタを温め直してだしたいわけがない。
自分で心をこめて作ってお客さんにおいしいと言われたい。
やりたいことをやらせてあげたい」
☆とにかく佐藤社長の熱をお聞きください。オンデマンドでどうぞ!
8月10日に神田で「錦宴」イベントがあるそうです!
7月8日分
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本日ゲストはアークン (3927) の蛭間久季社長です。
情報セキュリティの製品の開発・販売や保守サービスを展開しています。
中小企業向けの売り上げが大きいそうです。
まだ情報セキュリティへの対応がきちんとなされていない場合もまだまだあるのだそうです。
家電量販店で買ったPCで、セキュリティソフトを入れても更新していなかったりするそうです。
1月に不正アクセスにあってしまい、身をもってその大変さを経験されたそうです。
システムはダウンするもの。防御するより、いかに早く復旧するかの方が重要で、
お客様のニーズもそこにあると考えておられるそうです。
「破壊」型のウイルスに対しては世界トップクラスのウイルスデータベース、
「ポップアップ」「フィッシング」などの「情報取得」型の不正プログラムにも対応できる
スパイウェアデータベースをお持ちだそうです。
6月24日。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社と新製品
ならびにサービスの開発・販売に関する業務提携を7月1日から開始すると発表されました。
競合と協業する というおもしろい作戦をうかがいました。
AIとの関係など興味深いお話もありました。
詳しくはオンデマンドをお聴きください。
7月1日分。
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今週のゲストは インテリックス(8940)の代表取締役社長 山本卓也さん です。
6月に東証1部に市場変更なさいました。
20年にわたって中古マンションを付加価値の高い内装を施して再生させる事業を行っています。
「リノベーション」ですね。
ここ2~3年、有名大手さんがこのリノベーションの市場に参入してきたりしているそうですが、
「ライバルとは考えていない」と。
実は中をやっているのはインテリックスさんだったりするそうです。
そこには積み上げられたノウハウがあります。
内装というより、どう間取りを変えていくか。
これからは地方などの一戸建てに市場が拡大していくのだそうです。
さらに、これまで新築好きと言われていた日本でも、
都心部では「中古」の流通が増えているそうです。
そろそろ市場として肩を並べるかもしれない。
住まいの変化というのは社会の変化そのものなんですね。
面白いのは、働く職人さんが全くサラリーマン的時間だということ。
マンションの中でお隣さんもいるので、
工事できるのは平日日中だけだったりするのだそうです。
詳しくはぜひオンデマンドをお聞きください。
そして6月24日分。
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本日のゲストは オンコリスバイオファーマ株式会社 代表取締役社長 浦田泰生さん です。
独自のウイルス技術を持つ創薬ベンチャー です。
これまではがん細胞を 殺すという姿勢でがんの治療は考えられてきたのだそうですが、
自分の体の免疫を活かそうという方向に変わっているそうです。
がん治療薬候補「テロメライシン」は扁桃腺が腫れたりする風邪のウイルスとして知られるアデノウイルスというものを改変して、
がん細胞だけを破壊するんだそうです。
他の正常な細胞は傷つかない。
食道がんに局所的に注射した治験の写真を見せていただきましたが、ぼこぼこだったところがつるんんとしてます。
なくなったんですね、その部分のがん細胞が。
そして、くらげの蛍光発光機能を持つ遺伝子をテロメライシンに組み込んでがんを「超」早期に発見する検出薬「テロメスキャン」。
浦田社長からは「ステージ0.5」なんて言葉も飛び出しました。
この「テロメスキャン」で発見して「テロメライシン」で治療する!
そうなったらいいですね。
お待ちになっている患者さんもたくさんいらっしゃるでしょう。
ぜひ頑張っていただきたいです。
(兜町カタリスト櫻井)