<兜町カタリスト>
「法則」
AIDOMAの法則。
1920年代にアメリカのサミュエル・ローランド・ホールが示した広告宣伝に対する消費者の心理のプロセス。
AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。
(1)Attention(注意)
(2)Interest(関心)
(3)Desire(欲求)
(4)Memory(記憶)
(5)Action(行動)
このうちAttentionを「認知段階」、
Interest、Desire、Memoryを「感情段階」、
Actionを「行動段階」と区別する。
この消費者心理は投資家心理と置換することもできるだろう。
(1)Attention(注意)=気がつく
(2)Interest(関心)=見続ける
(3)Desire(欲求)=儲けたい
(4)Memory(記憶)=記憶に残る相場に参加したい
(5)Action(行動)=株を買う
一方で有名なマーフィーの法則。
「経験則」や、「法則」の形式で表明したユーモアである。
以下は基礎編
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「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」
「高価なもの程よく壊れる」
「何事であれ失敗する可能性のあるものは、いずれ失敗する」
「作業の手順が複数個あって、その内破局に至るものがあるなら、誰かがそれを実行する」
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて」
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」
以下は応用編
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満員の時、自分の立っている前の席だけが空かない。
自分が席に座った時、疲れている時ほど目の前にお年寄りの人が乗り込んでくる。
切符を買う時、自分の並んだ列がいつも遅い。
あわてて飛び乗った電車は、反対の方向へ行く。
バスは、いつもは予定時刻に来ないが、自分が予定時刻に遅れた時に限って、定刻にやって来る。
バスは、自分が急いでいる時ほど、渋滞にまき込まれる。
20分ごとに来るバスに乗るための平均待ち時間は15分である。
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見たい番組は家を留守にしている時に放送される。
ビデオに撮ってまで見たい番組は、必ず野球中継が延長する。
「雨だから大丈夫」と思っていたらドーム球場の試合だった。
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面白そうな番組は、放送が終了してから新聞の番組欄で見つけることができる。
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自分が出力しようとすると、プリンタは故障する。
プリンタが故障する確率は、出力しようとする書類の重要度に比例する。
自分が出力している時に限って、紙切れが発生する。
紙詰まりを直すと、トナー(インク)が切れる。
コピー機にある紙の枚数は、いつもコピーする枚数より1枚少ない。
普通にコピーする時、裏紙は裏表が逆にセットされている。
両面コピーをする時も、裏紙に出てしまう。
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「よし!完璧」と思っていた書類は提出する時になってミスが見つかる。
机の上のお茶は、いつも最も重要な書類のほうに向かってこぼれる。
お客様からのトラブルコールは昼休みの5分前にかかってくる。
仕事にかかる時間は、その見積もり時間の2倍である。
仕事の進捗(進み具合)は90%を越えると極端に悪くなる。
電話は、席をはずした時にかかってくる。
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一つの問題が解決すると、それが原因で新たな問題が発生する。
大事な予定がある日に限って残業になる。
全ての問題は、より大きな問題とだけ交換することが出来る。
どうしても欲しいものは、手に入らない。
母親は「こんな日もあるさ」と教えてくれたが、こんなにたくさんあるとは聞いていない。
人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。
一話しか見なかったTVドラマ・シリーズの再放送を見ると、以前見た一話である。
探していない物は、必ず見つかる。
(兜町カタリスト櫻井)