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07月20日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
20日の東京株式は、もみ合いとなりそう。
日経平均株価予想レンジは、1万6500円-1万6800円を想定する。
日経平均は8日の安値1万5106円52銭からきのう19日の高値1万6726円71銭まで約1620円(約10.7%)上昇。戻りが急ピッチだったことから、短期的な過熱感が浮上することも想定される。
また、このところ市場の注目を大きく集めている任天堂がADRでは4%超の下落となっており、日本株も上昇一服感が強まる展開が想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半で推移している。
あすにはECB理事会およびドラギ総裁会見が控えていることも下支え材料になると考える。弱めのスタートにはなりそうだが、押し目では買いが入り、底堅い展開を予想する。
株高基調が変わったという印象はないと考えている。

主要外国証券経由の注文動向は、売り790万株、買い1390万株で、差し引き600万株の買い越し。買い越しは8営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、その他製品、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、サービス、情報通信など。買いセクターに、銀行、情報通信、輸送用機器、電気機器、精密機器、食料品、化学、小売、電力ガスなど。

【好材料銘柄】
■ビューティガレージ <3180>
東証が26日付で東証1部に市場変更する。

■エボラブルA <6191>
16年9月期の連結経常利益を従来予想の4.4億円→5.6億円(前期は3億円)に26.7%上方修正し、増益率が47.2%増→86.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

【予定】
20(水)
【国内】
6月日本製半導体製造装置BBレシオ
6月訪日外客数(16:00)
20年国債入札
《決算発表》
日本鋳造、アルインコ、安川電機、エンプラス、光世証券

【海外】
《米決算発表》
アボットラボラトリーズ、ハリバートン、ノーザン・トラスト、モルガン・スタンレー、イーベイ、インテル、アメリカン・エキスプレス、ニューモント・マイニング、クアルコム、ザイリンクス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。



【市況】NYダウは25ドル高と8日連続で年初来高値を更新

ny4.jpg 【NY概況】

19日のNYダウ平均は8日続伸した。終値は前日比25ドル96セント高の1万8559ドル01セントだった。この日の高値圏で引け、6日連続で過去最高値を更新した。企業業績の改善や米景気の先行きに対する期待感が相場を押し上げた。
ダウ平均が8日続伸するのは2013年3月に10日続伸して以来、約3年4カ月ぶり。

新規の売買材料に乏しかった。主要企業決算の内容を見極めたいとの思惑や、金融市場の安定化で年内の利上げの可能性が高まったとの見方もあり、終日小動きの展開となった。
6月住宅着工・建設許可件数は予想を上振れる堅調な内容となったものの、国際通貨基金(IMF)による世界経済の見通し引き下げや、原油相場の下落が嫌気された。

指数をけん引したのは米マクドナルドだった。米メディアが、人気ゲーム「ポケモンGO」の日本配信の際に「日本マクドナルドホールディングスが店舗を提供する予定」と伝え材料視された。株価の上昇率は2%を超えダウ平均の採用銘柄で最大だった。

金融のゴールドマン・サックスは市場予想を上回る決算を発表したにもかかわらず、売りが優勢となった。最近まで株価は上昇基調を強めていただけに、材料の出尽くし感が意識された。ゴールドマンに限らず、利益を確定する売りが出やすくダウ平均は下げる場面もあった。
セクター別では、消費者・サービスや不動産が上昇する一方で素材や小売が下落した。

ナスダック総合株価指数は反落。終値は同19.410ポイント安の5036.373ポイントとなった。S&P500種株価指数も小反落した。

医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)や医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は決算内容が好感され、堅調推移。航空防衛大手のロッキード・マーチンも業績の上方修正を手がかりに買われ52週(過去1年)の高値を更新した。増収増益となった医療保険のユナイテッドヘルス・グループもしっかり。
たばこのフィリップ・モリスが続落。四半期決算で市場予想を下回った1株利益を嫌気した。

NYダウ工業株30種(ドル)
18,559.01 +25.96
S&P500種
2,163.78 -3.11
ナスダック
5,036.373 -19.410





98b7326e8b408c4aa688419c03539c0c_s.jpg 【シカゴ日本株先物概況】

シカゴ日経平均先物は横ばいだった。9月物は前日比変わらずの1万6610円で取引を終えた。19日の大取終値は110円下回った。
全般に動意薄のなか円相場をにらむ展開になった。朝方に円が下げた時点で買われたが、その後円が持ち直すにつれて戻した。NYダウ平均の最高値更新が続いたが、日経平均先物の買いの勢いは限られた。この日の9月物高値は1万6720円、安値は1万6490円だった。

シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
16610 ( -110 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
16680 ( -40 )
( )は大阪取引所終値比


【19日の欧州株式市場】

イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6697.37(+1.95)

ロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ1.95ポイント高の6697.37で引けた。低調な取引のなか、構成銘柄の半数以上が上昇した。石油株が上昇する一方で、鉱業株が下落し、指数の重荷になった。

ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 9981.24(-81.89)

フランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比81.89ポイント(0.81%)安の9981.24だった。構成銘柄の約9割が下落した。欧州株全体が軟調だった。

フランス・パリ株価指数
CAC40 4330.13(-27.61)


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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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