
[10時の概況]
15日、10時時点の日経平均は前日比78円44銭高の1万6464円33銭で推移している。
欧米株の上昇を受けて、日経平均は5日続伸でスタート。
一時は上げ幅を160円あまりに拡大し、6月10日以来およそ1カ月ぶりに1万6500円台に乗せた。
為替市場では、ドル・円が105円50銭台、ユーロ・円が117円20銭台と朝方比ではともに20銭ほど円安に振れている。先物市場では、225先物の出来高は1.4万枚に留まっており3連休を前に積極的な売買はやや手控えられている様子。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8132億円、売買高は6億6743万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1110と全体の56%強を占めた。値下がりは685、変わらずは168銘柄だった。
個別では、ファストリが上げ幅を拡大し、1銘柄で日経平均を160円ほど押し上げている。任天堂が大幅上昇。第一生命や東京海上の保険株に上昇が目立つ。一方でテルモや武田、アステラスなどが下げている。
本日上場を果たしたLINE<3938>は買い気配のまま。一部市場関係者は「気配値を見る限り初値は4900円辺り」と指摘している
東証2部株価指数は小動き。DNAチップや象印が上昇し、ローツェや朝日インテクが下げた。
マザーズ指数は前日比2%超のマイナスとさえない。
225先物はアムロ・メリル・UBS・マネが買い越し。
大和・野村・クレディ・JP・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・野村・バークレイズ・ソジェンが買い越し。
ドイツ・GS・パリバ・メリル・アムロが売り越し。
外資系等はファーストリテ(9983)、明治(2269)に注目。
テクニカル的には大豊建(1822)、前田道(1883)、世紀東急(1898)、SMS(2175)、テンプ(2181)、不二家(2211)、第一パン(2215)、東洋水産(2875)、コスモス薬(3349)、ソフトクリ(3371)、東亜合成(4045)、大阪ソーダ(4046)、積水化学(4204)、中外薬(4519)、扶桑薬(4538)、太平洋セ(5233)、デイシイ(5234)、丸一管(5463)、愛知鋼(5482)、三井金(5706)、コマツ(6301)、オムロン(6645)、日光電(6849)、イリソ(6908)、サノヤス(7022)、じもと(7161)、共立印(7838)、Gウイン(8111)、紀陽銀(8370)、十八(8396)、京葉銀(8544)、テレ東(9413)、学研(9470)、ヤマダ電(9831)が動兆。