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07月14日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は続伸後、上値が重いが底堅い展開が続くと予想する。
上昇続きでもあり、積極的に上値を追う動きも出づらいとみるが、先進国の緩和的な金融政策を好感した株高のトレンドに変化はなく、下げづらい地合いでもある。
日経平均株価予想レンジは、1万6000円-1万6500円

NYダウが連日で終値ベースの史上最高値を更新したことを受け、朝方は買いが先行しそう。日経平均はきのう13日の上昇で、英国のEU(欧州連合)離脱決定で急落した前日の6月23日終値1万6238円近くまで回復。ただ、同水準から上昇するには手掛かり材料に乏しく、戻り待ちの売りに上値を抑えられる可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半推移している。引き続き、為替の動きをにらんだ神経質な展開となることも予想される。

主要外国証券経由の注文動向は、売り580万株、買い590万株で、差し引き10万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、サービス、銀行、精密、機械など。買いセクターに、薬品、電機、自動車、サービス、建設、機械、商社、小売、空運など。

【好材料銘柄】
■TSIホールディングス <3608>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる200万株(金額で13億円)を上限に自社株買いを実施する。3-5月期(1Q)経常は25%増益・上期計画を超過。

■ノダ <7879>
今期経常を49%上方修正、配当も2円増額。

■シンワアート <2437>
今期経常は15%増益、前期配当を1円増額・今期も7円継続へ。

■エクストリーム <6033>
7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。


【予定】
14(木)
【国内】
6月首都圏新規マンション発売(13:00)
5年国債入札
《決算発表》
ウエストホールディングス、柿安本店、いちごグループホールディングス、大黒天物産、ワイズテーブルコーポレーション、ヨシムラ・フード・ホールディングス、ハブ、ジェイアイエヌ、ドトール・日レスホールディングス、一六堂、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、レナウン、モバイルクリエイト、テラスカイ、エディア、市進ホールディングス、スーパーツール、Gunosy、ベクトル、タケダ機械、アクアライン、ロゼッタ、前澤工業、アドテック プラズマ テクノロジー、佐鳥電機、エスケイジャパン、東京衡機、グラファイトデザイン、東天紅、松屋、歌舞伎座、オオバ、リーバイ・ストラウス ジャパン、文教堂グループホールディングス、ファーストリテイリングなど

【海外】
韓国中銀政策金利発表
BOE金融政策委員会
米6月生産者物価指数(21:30)
《米決算発表》
JPモルガン・チェース

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。



【市況】NYダウ24ドル高で最高値更新、S&P500も高値

ny4.jpg 【NY概況】
13日のNYダウ平均は4日続伸し、連日で過去最高値を更新した。終値は前日比24ドル45セント高の1万8372ドル12セントだった。
米景気の拡大期待から買いが先行したものの、原油相場の下落が嫌気されたほか、米主要株価指数が2日続けて最高値を更新したことで利益確定の売りも広がり、上値の重い展開となった。

今週から米主要企業の4~6月期決算発表が本格化、業績の底入れを見込んだ買いが優勢となった。一方で過熱感も意識され、利益確定を目的とした売りに押される場面もあった。
鉄道大手CSXが午後に発表した4~6月期決算は減収減益だったが、1株利益が市場予想を上回ったのを好感して株価は上昇した。

ダウ平均の上値は重く、前日終値を挟んで小動きとなる場面が多かった。高値警戒感から利益確定の売りが出たほか、朝方発表の6月の米輸入物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことも相場の重荷になった。
米連邦準備理事会(FRB)が午後に発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米景気の緩やかな回復基調を示した。相場への反応は限られた。

セクター別では、運輸や公益事業が上昇する一方でエネルギーや小売が下落した。

ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、17.093ポイント安の5005.727で終えた。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は4日続伸し、3日続けて過去最高値を更新した。

個別銘柄では、がん治療薬の臨床試験の再開を発表したバイオ製薬のジュノ・セラピューティクスが急伸。会社分割の計画が米証券取引委員会(SEC)に認可された食品のコナグラ・フーズも高い。

ダウ平均の採用銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループや通信のベライゾン・コミュニケーションズ、金融のゴールドマン・サックスなどが上げた。

一方、アメリカン航空は6月の輸送実績を好感する買いが先行したが、4~6月期の見通しが弱気と受け止めた売りに次第に押された。ホームセンターのホーム・デポやアップルが下げた。原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推
移。

NYダウ工業株30種(ドル)
18,372.12 +24.45
S&P500種
2,152.43+0.29
ナスダック
5,005.727 -17.093





98b7326e8b408c4aa688419c03539c0c_s.jpg 【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに反落した。9月物は前日比170円安の1万6345円で取引を終えた。13日の大阪取引所の終値は115円上回った。円相場の上昇を嫌気した。
前日まで大きく上げたため、買い一服感が広がった。この日のNYダウ平均が過去最高値を更新した一方、ナスダック指数は6営業日ぶりに反落し、騰勢は落ち着いた。9月物の安値は1万6185円、高値は1万6530円だった。

シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
16345 ( +115 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
16425 ( +195 )
( )は大阪取引所終値比

【13日の欧州株式市場】

イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6670.40(-10.29)
ロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は小幅続落。前日終値に比べ10.29ポイント安の6670.40で引けた。構成銘柄の半数以上が下落した。石油株と金融関連株の下落が指数の重荷になった。

ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 9930.71(-33.36)
フランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比33.36ポイント(0.33%)安の9930.71だった。
半導体のインフィニオンテクノロジーズが安かった。タイヤのコンチネンタルと自動車株も軟調だった。

フランス・パリ株価指数
CAC40 4335.26(+3.88)

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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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