
【前引け概況】
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。
前引けは前日比59円00銭安の1万5217円24銭だった。
朝方は前日の欧州株の上昇を好感した買いが優勢だったが、6月の米雇用統計の発表を控え模様眺めを決め込む投資家も多く、買いが一巡すると次第に戻り待ちの売りに押された。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もぞれぞれ4日続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9302億円、売買高は8億4399万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1244、値上がりは547、変わらずは167だった。

個別では、メガバンク、ソフトブレーン、ユニ・チャーム、サイバーエージェントが売られている。
一方、東京エレクトロン、ダブル・スコープが買われ、米国でスマートフォンゲーム「ポケモンGO」が無料ゲームランキングで首位となったと伝えられた任天堂も買われた。
東証2部株価指数は4日続落した。前引けの2部指数は、前日比7.25ポイント安の4085.07となった。
個別銘柄ではケミプロ化成、象印が下げ、C&R、アルメディオが上げた。
【市況】日経ジャスダック平均続落、ネクストウェアが一時ストップ安

日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日に比べ10円93銭高い2422円96銭だった。
米利上げの動向を占う上で重要な6月の米雇用統計の発表を日本時間今夜に控え、持ち高調整を目的とした売りに押された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で171億円、売買高は5790万株。
個別銘柄ではネクストウェアが一時ストップ安。ぱど、アイレックス、KG情報、ピクセルは下落した。
反面オンキヨーやユニバーサル、シンワアートは上昇した。
【市況】東証マザーズ指数は続落。DMPが一時ストップ高

東証マザーズ指数は続落した。
前引けは前日比26ポイント安い954.27だった。
個別銘柄ではセラク、農業総研、Aiming、アクセルMが値下がり率上位に売られた。
一方、DMPが一時ストップ高。ファーマF、デザインワン、アンジェス、DDSも買われた。