
[10時の概況]
10時時点の日経平均は前日比98.48円高の15374.72円で推移している。
米国株が高安まちまちのなか、足元の続落に対する反動などから日経平均は反発。7月限オプションSQ値(概算)は15331.34円で、SQ値算出に絡んだ売買は225型が売り買いほぼ均衡、TOPIX型はやや買い越しと見られている。朝方の需給イベントを通過後は、米雇用統計の発表を前に積極的な売買は手控えられている様子。東証一部の売買代金は5000億円台だが、SQ日であることを考慮すると商いは少ない。
JPX日経インデックス400や東証株価指数(TOPIX)もそれぞれ4日ぶりに反発したが上値は重い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5680億円、売買高は4億8929万株。値上がり銘柄数は1128、値下がりは613、変わらずは207。
業種別の値上がり率上位はその他製品、輸送、鉄鋼、非鉄、金属、電気機器、証券など。値下がりは不動産、鉱業、小売り、情報・通信、食料など。
日経平均寄与度トップは東エレクで、日経平均を12円75銭押し上げている。以下、ファナック、日東電、アステラス、ホンダと続く。

個別では、日立、パナソニック、デンソーが堅調。反面、7&I HD、三井不動産、NTTがさえない。
東証2部株価指数は4日ぶりに小幅に反発した。ヨネックス、C&Rが上昇し、朝日インテクや象印が下げた。
225先物は野村・GS・ドイツ・日興・大和・JP・モルスタが買い越し。
アムロ・メリル・ソジェン・ライブスター・パリバ・クレディ・三菱が売り越し。
TOPIX先物はパリバ・クレディ・三菱・UBSが買い越し。
GS・モルスタ・みずほ・メリルが売り越し。
テクニカル的にはハニーズ(2792)、小松精(3580)、
Klab(3656)、北越紀州(3865)、資生堂(4911)、
コジマ(7513)、内田洋行(8057)、アークス(9948)が動兆。