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兜町カタリスト

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<兜町カタリスト>

「チャレンジ」

NYダウは284ドル高の17694ドルと大幅続伸。
2日間の上げ幅が550ドルを超えた。
世界的株価格の戻りを受けての買い物優勢の展開。
S&P500は英国のEU離脱投票後の下落幅の半値戻しを達成した。
「英国のEU離脱決定でも世界の終わりにはならない。
市場が過剰反応していた」との指摘も聞かれる。
政策当局が英国のEU離脱の影響を抑える措置を講じるとの観測も出始めた。
離脱に伴う悪影響への懸念は一段と後退した証拠だろう。
英国がEU離脱を取り下げる可能性まで囁かれ始めた。
原油相場の上昇も追い風となりエネルギー、金融セクターが好調。
2日間の上げとしては3月以降で最大となった。
空売り投資家が好む銘柄を集めたゴールドマン・サックスのバスケットは2009年以降で最大の上げ。
買い戻し主体の動きとなっている。
5月の個人消費支出は2カ月連続の増加。
「自動車などの耐久財需要が増して消費の伸びを支えた」との解釈。
ただ中古住宅販売仮契約指数は前月比3.7%低下と米経済の低調を示す数字となった。
FRBが今年12月に利上げに踏み切る確率は16%。
目先の利上げが遠のいたことは好材料。
「利上げ時期の先送りは、金融緩和政策がより長い期間にわたって続けられるという恩恵」という声がある。
3市場の出来高は約80億株と増加基調。

日経平均は3日続伸。
上昇幅は614で24日の下落幅1286円に対し48%の戻しでほぼ半値戻しを達成した。
月・火は内需ディフェンシブ銘柄が優勢。
水曜は売られていた銘柄への買い戻し。
ハイテク輸出関連が頑張った。
ただ「英国関連と見られているマツダはわずか1.4%の上昇。
叩き売られた割には戻りは鈍い」という声も聞かれる。
シカゴ225先物の終値は大証比170円高の15740円。
高値は15750円だからほぼ高値引け。
6月の日経平均株価は11勝10敗。
「4日続伸なら今月初めて。
5月末にかけての5日続伸以来のこと」と期待する向きは多い。
過去54回のうち38回がプラスで勝率70%と上昇の可能性の高い6月末。
1年の半分通過という節目の日でもある。
新高値40銘柄、新安値17銘柄と逆転。
日経平均のPERは13.02倍まで戻してきた。
空売り比率は39.5%まで低下。
驚異的なのは裁定買い残の水準。
急落した6月24日時点で前週比1548億円減少したった8803億円。
2012年1月13日の9924億円以来4年半ぶりに1兆円を下回った。
信用買い残は789億円減少し2兆3686億円。
2013年4月の2兆3113億円以来3年2か月ぶりの低水準。
これ以上悪さのしようのない水準ということなる。
だから今週は反発続伸ということもできよう。
週刊誌の見出しは「年内1ドル95円と株価1万割れの確率は?」。
週刊誌の弱気はアノマリー的には株高の条件となろうか。
24日の英国EU離脱投票後の下落の直前の日経平均株価は16389円。
ちょうど25日線(16382円)で頭を押さえられていた。
昨日段階の25日線は16233円。
チャレンジするにはまだ少し遠い。
24日の安値14864円から1000円上の15864円に挑戦といったレベルだろうか。
10時15分から上昇し後場加速。
そして引けに変えてだれるというのが過去2日間の動き。
今日もその流れなら買い主体は一緒と読めるのだが・・・。

28日時点でのTOPIXコア30銘柄採用銘柄の配当利回り。
日産5.27%、キャノン5.24%、三井住友5.22%、みずほ5.11%。
海上4.28%、物産4.22%。武田4.14%、三菱UFJ4.01%。
30銘柄のうち8銘柄が4%以上の配当利回り。
冷静に考えれば5%で配当をフィックスできれば、結構な運用利回りになった筈だ。
昨日の日経スクランブル「異彩の逆張りファンド」。
日本株ヘッジファンドの大半は年初来のパフォーマンスが水面下。
1・4・7・10月の解約通告期限はその1か月前。
「次は9月1日だから含みのある銘柄は早めに売って現金比率を高めなければならない。
リスクを取りたくても取れないんです」。
年金や投信も似たような状況という。
割安株が買われない今の日本株市場のゆがみの原因が隠されているという。
エフィシモの長期保有が明らかに異質としながらも、
「彼らのような逆張り投資家が異端視されないくらいあふれていれば
相場の乱高下はもっと抑えられている」。
含蓄のある表現だった。

◇━━━ カタリスト ━━━◇

ワールドHD(2429)・・・動兆

ワールドHDに注目する。
同社は製造派遣・業務請負が中核。
九州で携帯電話販売や大都市でのマンション開発販売との3本柱。
業績は好調。
昨日東証1部指定。
(1685円)


(兜町カタリスト櫻井)
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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