[10時の概況]
28日10時現在の日経平均株価は前日比291円95銭安の1万5017円26銭で推移している。
英国の欧州連合(EU)離脱に伴う世界市場の動揺が収まらず、運用リスクを回避したい投資家の売りが続いている。
外国為替市場 円相場は1ドル=101円台後半で、前日比では円高に振れている
英国とEUとの間の交渉が進まないとの見方が強まっており、リスク回避の流れが長期化するとの公算が大きくなっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安く全33業種が下げている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6085億円、売買高は6億8706万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は329、値下がりは1548、変わらずは77銘柄だった。
業種別では33業種全面安で、証券、ゴム製品、保険、その他金融、輸送用機器、銀行、ガラス土石の値下がりが目立つ
日経平均プラス寄与度トップは日ハムで、日経平均を4.04円押し上げている。次いでアステラスが1.86円、キッコマンが0.78円、ユニーGHDが0.78円、スクリンが0.67円と続く。
マイナス寄与度は21.57円の押し下げでファーストリテーリングがトップ。以下、ソフトバンクが16.12円、京セラが9.02円、トヨタが8.86円、TDKが8.63円と続いている。
東証2部株価指数は反落。朝日インテクやコメ兵が下げ、ウインテストとピクセラが上げた。
マザーズ指数は前日比0.9%と下げ幅を縮小。