[10時の概況]
23日10時現在の日経平均株価は前日比50円94銭高の1万6116円66銭で推移してい
最新の英世論調査でEU残留派が離脱派を上回ったと伝わったことが材料視されて、日経平均は反発でスタート。
円相場は1ドル=104円台後半に下落しており、株価を支えている。ホンダやトヨタなど自動車株の一角が高い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反発している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4028億円、売買高は4億6351万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は722と全体の37%を占めた。値下がりは1037、変わらずは191だった。
業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、海運、輸送用機器、鉱業と続く。値下がり上位には医薬品、電気・ガス、サービスが並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を24.51円押し上げている。次いでファナックが7.45円、ダイキン <6367>が4.55円、ホンダが3.33円と続く。
マイナス寄与度は8.94円の押し下げでKDDIがトップ。以下、アステラスが3.14円、カシオが2.67円、コナミHDが2.35円、ニコンが1.57円と続いている。
英国で事業を展開する日立が上昇している。JFEも高い。エイチームは値幅制限の上限(ストップ高水準)まで買われた。一方、カシオ、OLCやgumiが下げた。
東証2部株価指数は小幅に下落している。ぷらっととシステムソフが下げ、ワールドHDとアイレップが上げた。
225先物はアムロ・ソジェン・パリバ・ドイツ・三菱・日産が買い越し。
JP・野村・シティ・マネ・バークレイズ・大和・日興が売り越し。
TOPIX先物はアムロ・三菱・クレディ・ソジェン・GS・みずほが買い越し。
UBS・モルスタ・JP・シティ・メリルが売り越し。
外資系等はMMC(7211)、熊(1861)、保土谷(4112)、日産化(4021)、日トリム(6788)、ナノキャリ(4571)に注目。
テクニカル的には不動テトラ(1813)、スタジオアリ(2305)、クリエイト(3148)、保土谷(4112)、ニチユ(7105)、Fマート(8028)、ユニー(8270)、東映(9605)が動兆。