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06月20日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
20日の東京株式市場はもみ合い展開か。
前週末の終値近辺で一進一退の推移が続くと予想する
引き続き英国のEU離脱を巡る国民投票の結果を見極めたいとする模様眺めムードの強い相場展開のなか、こう着感の強い展開になろう。急ピッチの下げに対する自律反発は意識されるが、5日線辺りが抵抗になりそうだ。日経平均の予想レンジは1万5400-1万5800円のレンジを想定する。

主要外国証券経由の注文動向は、売り970万株、買い1250万株で、差し引き280万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、化学、銀行、証券、不動産、自動車、建設、サービスなど。買いセクターに、銀行、小売、機械、化学、卸売、金属、ガラス、空運など。

【好材料銘柄】
■リンクアンドモチベーション <2170>
株主優待制度を新設。毎年6月末と12月末時点で1000株以上を1年以上保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じてクオカードを贈呈。1000株以上5000株未満を保有する株主には、1年以上で年間3000円分、2年以上で同6000円分、3年以上で同9000円分を贈呈する。最大は1万株以上を3年以上保有で年間9万円分となる。

■サッポロドラ <2786>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の2.3億円に急拡大した。

■大阪工機 <3173>
東証が24日付で市場1部に指定替えする。

■ゼニス羽田ホールディングス <5289>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.6%にあたる250万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から17年3月24日まで。

■エスクロー・エージェントジャパン <6093>
東証が24日付で市場1部に指定替えする。

■ウインテスト <6721>
事業再生と財務体質強化を目的にOak キャピタル <3113> [東証2]を割当先に総額8億円の新株予約権を発行した。

■村上開明 <7292>
自動車用ルームミラーにカメラモニターシステム機能を搭載した電子ルームミラーを開発。

【予定】
20(月)
5月貿易統計(8:50)
黒田日銀総裁講演
《決算発表》
あさひ

【海外】
米2年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


【市況】NYダウ57ドル安、反落 英国民投票に不透明感、持ち高調整

ny4.jpg 【NY概況】
17日の米株式相場は反落した。NYダウ平均は前日比57ドル94セント安の1万7675ドル16セントで終えた。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票を来週に控え、持ち高調整の売りが先行。世界的な先行き不透明感も株価の重しとなり、終日軟調推移となった。

前日に英国で離脱問題での残留を支持する労働党議員の射殺事件が発生した。市場では世論が残留支持に傾く可能性が意識され、英米株に買い戻しが入った。ただ、一夜明けて新規の買い材料に乏しいことが改めて意識されると、米株には利益確定の売りが出た。
一方で様子見ムードも強く、積極的な売りも限られた。ダウ平均の下げ幅は130ドルまで拡大する場面があったが、引けにかけて下げ渋った。

セントルイス連銀のブラード総裁が講演し、年内の利上げが1回になるとの見方を示したが、株価への影響は限定的だった。

ナスダック総合株価指数も反落。同44.577ポイント安の4800.338で終えた。

セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやテクノロジー・ハード・機器が下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は中国当局から、特許侵害を理由に北京市内での携帯端末の販売禁止を命じられ、売られた。メルクやファイザーなど製薬株の下げも目立った。
前日夕に発表した四半期決算でクラウド事業が健闘したIT大手オラクルが高い。16日夕に同業のエリザベス・アーデンを買収すると発表した化粧品のレブロンが大幅高。エリザベス・アーデンは急伸した。

NYダウ工業株30種(ドル)
17,675.16 -57.94
S&P500種
2,071.22 -6.77
ナスダック
4,800.338-44.577



98b7326e8b408c4aa688419c03539c0c_s.jpg 【シカゴ日本株先物概況】

シカゴ日経平均先物は小幅続落した。9月物は前日比15円安の1万5550円で引けた。17日の大取終値を20円上回った。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を23日に控え、週末を前に持ち高調整の動きが強まった。米株安も相場を下押した。この日の9月物安値は1万5410円、高値は1万5730円。

シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
15550 ( +20 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
15640 ( +110 )
( )は大阪取引所終値比



【15日の欧州株式市場】

イギリス・ロンドン株価指数
17日のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ70.61ポイント高の6021.09で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。

ドイツ・フランクフルト株価指数
17日のフランクフルト株式相場は反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比80.89ポイント(0.85%)高の9631.36だった


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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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