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06月13日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
13日の東京株式市場は続落後、下値模索の展開となりそう。
欧米株はそろって下落。英国の国民投票を控えリスク回避姿勢が強まるなか、原油価格の下落を受けエネルギーや金融株が軟調となった。
シカゴ225先物の水準からは節目の16500円を大きく割り込む水準からのスタートが想定される。
日経平均株価の予想レンジは16200円-16450円。
日経平均は、6日に付けた直近安値の1万6322円64銭を意識する動きになることも想定される。

今週はFOMCや日銀金融政策決定会合の結果を確認するまでは様子見姿勢が強まりそうななかで世界的に楽観的なムードがいったん修正されつつあり、日本株も売り優勢の展開を予想する。前半で水準を一気に切り下げそうな分、そこからの下値は限定的と考えるが、積極的に買う材料にも乏しく、戻りも鈍いと考える。

主要外国証券経由の注文動向は、売り1130万株、買い1120万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは8営業日連続。金額(5社ベース)は売り越し。
売りセクターに、通信、サービス、薬品、銀行、ガラス、化学、建設など。買いセクターに、電機、薬品、機械、不動産、小売、商社、非鉄など。


【好材料銘柄】
■神島化 <4026>
今期経常は69%増益、2円増配へ。

■ゲンダイエージェンシー <2411> [JQ]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.46%にあたる70万株(金額で3億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月13日から9月30日まで。

■ノジマ <7419>
東証がノジマを17日付で東証1部に市場変更する。

■イー・ガーディアン <6050>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額が現在の2分の1に低下する。

■イトクロ <6049>
上期経常が53%増益で着地・2-4月期も67%増益。

■インスペック <6656>
今期経常は黒字浮上へ。また、中期経営計画を策定。19年4月期に営業利益7億5000万円(16年4月期実績は1900万円の赤字)を目指す。

【予定】
13(月)
【国内】
4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
《決算発表》
太洋基礎工業、ブラス、アヲハタ、サトウ食品工業、神戸物産、ジェネレーションパス、コーセル、トーエル、稲葉製作所、ザッパラス、ジャストプランニング、石井表記、ヤーマン、総合商研、萩原工業、小林産業、正栄食品工業、ケネディクス・オフィス投資法人、日本テレホン、オーエス

【海外】
米アップルの世界開発者会議(~6/17サンフランシスコ)
休場:豪、ロシア


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


【市況】NYダウ続落し119ドル安 世界的な株安で、英EU離脱も警戒

ny4.jpg 【NY概況】 10日の米株式市場でNYダウ平均は続落した。終値は前日比119ドル85セント安の1万7865ドル34セントだった。
原油相場の続落や、23日に予定されている欧州連合(EU)離脱を巡る英国の国民投票への懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが広がった。
建機のキャタピラーや金融のゴールドマン・サックス、石油のシェブロンなどの下げが目立ち、ダウ平均は下げ幅を172ドルまで広げる場面があった。

来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた週末とあって利益確定を目的とした売りも出やすかった。

市場では「相場が年初来高値に近づいて高値警戒感が強まっていたところで、英国民投票や世界景気の先行きなど不透明要因が再浮上した」との指摘があった。

ナスダック総合株価指数は続落し、前日比64.068ポイント低い4894.548で終えた。

セクター別では、電気通信サービスや食品・生活必需品小売が上昇する一方でエネルギーや銀行が下落した。

ツイッターは約3300万人の情報流出が報じられ、売られた。高級車の修理を巡る守秘義務契約について米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)の調査が入ったと伝わった電気自動車(EV)のテスラ・モーターズも売られた。ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザが安い。

一方で、内需関連株は堅調だった。ドラッグストア大手ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやライトエイドが大きく上昇した。通信のベライゾン・コミュニケーションズなども買われた。

NYダウ工業株30種(ドル)
17,865.34 -119.85
S&P500種
2,096.07 -19.41
ナスダック
4,894.548 -64.068




98b7326e8b408c4aa688419c03539c0c_s.jpg 【シカゴ日本株先物概況】

シカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比300円安の1万6290円で終え、同日の大阪取引所の終値を240円下回った。原油相場の下げや世界的な株安に加え、英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から投資家心理が悪化して売られた。この日の9月物の安値は1万6185円、高値は1万6650円

シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
16290 ( -240 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
16380 ( -150 )
( )は大阪取引所終値比


【10日の欧州株式市場】

イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6115.76(-116.13)
10日のロンドン株式相場は大幅続落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ116.13ポイント(1.86%)安の6115.76で引けた。23日の欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を前に不透明感が強まり、5銘柄を除くすべての銘柄が下落した。金融株と医薬品株の下げが主導し全体を押し下げた。

ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 9834.62(-254.25)
10日のフランクフルト株式相場は大幅続落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比254.25ポイント(2.52%)安の9834.62だった。全面安となった。

フランス・パリ株価指数
CAC40 4306.72(-98.89)

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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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