[10時の概況]
10日10時現在の日経平均株価は前日比61円5銭安の1万6607円36銭で推移している。
朝方は100円を超えていた下げ幅を60円程度に縮小し、その後は1万6600円近辺で推移。前日の海外株安などを嫌気した売りは一巡し、投資指標面での割安感などに着目した買いが優勢になった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮めている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2960億円だった。売買高は10億8786万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1197と、全体の61%強を占めた。値上がりは586、変わらずは174銘柄だった。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は空運で、以下、ゴム製品、輸送用機器、精密機器と続く。値下がり上位には鉱業、非鉄金属、石油・石炭が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は7.77円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、KDDIが6.82円、NTTデータが5.49円、ファナックが5.1円、電通が4.31円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を11.37円押し上げている。次いで東エレクが2.51円、日東電が1.61円、コナミHDが1.37円、TOTOが1.37円と続く。
個別ではそーせい、アキュセラが買い優勢。JR東日本、三井住友、KDDI、ソフトバンクグは冴えない
東証2部株価指数は4営業日ぶりに反落。朝日インテクやフライトHDが下落し、RVHやアートSHDが上げた。