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兜町カタリスト

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<兜町カタリスト>

「スーパーマースデー」

メモリアルデーの3連休を控えたNYダウは44ドル高の17873ドルと反発。
S&P500、NASDAQも4日続伸。
ただ売買は低調で3市場の売買高は56億株だった。
VIX(恐怖)指数は13.12まで低下。
週間ベースではNYダウが2.1%、NASDAQは3.4%、S&Pは2.3%の上昇。
注目されたFRBイエレン議長のハーバード大学での講演。
結論は「今後数カ月で追加利上げが適切になるだろう」。
これを受けてドルは上昇。
第1四半期のGDP改定値の上方修正もドル高トレンドを後押し。
前日まで24~26%で推移していた6月の利上げ確率は34%まで上昇した。
これを伊勢志摩サミット効果と言う人はいないかも知れないが結構重要だった気がする。
ミシガン大学米消費者信頼感指数は94.7。
4月の89.0から上昇し自動車・住宅購入への家計の見方の改善となった。
IMMの主要6通貨に対する投機筋のドルのポジションは、前週の売り越しから買い越しに転じた。
買い越しは6週間ぶり。
ドルはこの18日間で、通貨バスケットに対して4%近く上昇。
5月のドル相場は2.9%上昇しており、月間では昨年11月以来の大幅上昇となる可能性大。
円の買い越しは2万2059枚で、前週の5万8919枚から大幅に減少。
1月中旬以来の低水準となった。
WTI原油先物はバレル49ドル台を維持。
多くの回転軸がプラスに転じ始めた印象。
「NYダウは5月10日の直近高値17938ドルまであと65ドル。
ここ抜けて来れば4月20日からの下降トレンドは否定される」との声が聞こえる。

週末の日経平均株価は3日続伸。
ただ売買エネルギーは低調で昨年9月2日以来の7日連続2兆円割れ。
3日間の上昇額は336.08円で動いた印象は少ない。
週間では、日経平均株価は0.6%高で3週続伸。
TOPIXは0.5%高で3週続伸。
東証マザーズ指数は1.0%高と反発。
日経平均株価は5月SQ値(16845円)と不即不離で膠着状態。
上放れてくるとすれば消費増税延期の確定と経済対策の具体化なのだろう。
しかし「近く消費増税延期が発表される見通しだが、株価にはほぼ織り込まれた
こんな後ろ向きの声も聞かれる。
市場は疑心暗鬼状態で本当に織り込んだのかは疑問の残るところ。
加えて今年の相場の最大の悪材料視された消費増税が延期になるとすれば
安部首相でなくても「フルスロットル」に近づく気がする。
そもそも相場が織り込むものがいつも正しいのなら、間違った解釈は聞かれない筈だろう。
インドセンセックスが高値を更新。
台湾株・シンガポール株は上昇。
これは東京の株価下落の可能性を打ち消すよりも上昇の前触れと捉えたい。
と言うような前向きな解釈の方がスッキリする。
サミットが独り相撲でなかった証拠の株高を永田町は切実に望んでいようか。
シカゴ225先物の高値は16915円で上値は重かった。
しかし高値は本国市場で抜くのが相場の仁義という見方もある。
日曜日経朝刊では「設備投資7年連続増」の見出し。
8.3%増は昨年の10.5%増に見劣りするという指摘もあるが増えていることは間違いない。
利上げ方向の米国とマイナス金利の日本のどちらの通貨が買われるのかは自明。
この他動的要因に増益、設備投資増が加われる。
あとは個人消費増と言う最大の課題が控えているだけのこと。
悪いスケジュールではない。
明日は火星が地球に最接近する「スーパーマースデー」。
株高アノマリーがあって良かろう。

因みにこの「スーパーマースデー」を教えてくれたのは今朝のコロさんのメルマガ。
月が地球にもっとも近づき満月になると「スーパームーン」。
しかし火星が地球に最接近して明るく大きく見える時を「スーパーマーズ」と呼ぶという。
火星は、地球の外側をまわっている外惑星。
火星は2年2ヶ月ごとに地球に接近。
その中でも15年に1回は大接近になる。
大接近したときはマイナス3等星の明るさになると言われている。
明るく燃える大きな星がいるのだから相場も少しは燃えていいだろう。
というか、1年を365日で感じる時間軸と2年2か月で感じる時間軸。
あるいは恒久の時間軸。
ひょっとするとこの体感が相場観になることがあるのかも知れない。
スーパーマースデーの方がメモリアルデーよりも重要に思えてくる。
因みに今回の火星との距離は7528万キロ。
前回2014年の4月14日と比べると約1700万キロ近い。

何やら市場のコメントは弱気優勢。
「暴落が起こった時に安値で買う資金を確保するために保有株を処分」。
つまり手持ちの株を処分して、キャッシュを確保すると言う戦略です。
もうひとつは「今の水準で株を買わないこと」。
「高値圏で株を買ってしまうと下がった時に買う資金が少なくなる」。
こういう声が増えてくると相場は居場所を上に変えることが多いのが経験則だが・・・。
賢さと肌感覚の戦いみたいなものかも知れない。


◇━━━ カタリスト ━━━◇

MDV(3902)・・・動兆

メディカル・データ・ビジョンに注目する。
同社は医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用のサービスを提供。
安倍首相は官民対話で医療ビッグデータ活用に関する法整備について示唆。
医療ビッグデータへの関心は高まっている。
同社は医療ビッグデータ活用のパイオニア。
すでに国民9人に1人に相当する規模のデータを保有。
6月末を基準日とした株式分割と優待制度を発表。

(兜町カタリスト櫻井)
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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