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兜町カタリスト

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<兜町カタリスト>


「2020年のショーケース化」

NYダウは91ドル安の17435ドルと3日続落。
一時200ドル近く下落した場面もあった。
S&P500は反落し3月28日以来の安値となった。
基本は前日のFOMC議事要旨での早期利上げ観測を嫌気した流れとの解釈。
FRBのフィッシャー副議長。
講演で6月に利上げするかどうか言及しなかったことが市場の失望を誘ったという解釈もある。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁。
「米経済は6月か7月に利上げを正当化するほど十分に力強い可能性がある」とコメント。
これが早期利上げ懸念となり株価下落の誘因との解釈もある。
米国株と原油価格の下落で、円の需要が高まったという指摘。
ドルはユーロやスイスフランに対して小幅上昇。
「リスク志向が弱まったため、安全通貨とされる円は堅調となった」という意味不明の解釈も聞かれる。
要は株式も為替もトレンドが見いだせないから上げ下げの理由も不明瞭ということだろう。
GMはカー・シェアリングサービス「Maven」を拡大すると発表。
アメリカで起きたことはいずれ日本でも起こる。
「シェアリング」とういう概念は東京でもさらに拡大しようか。
やや見落とされているのがギリシャ問題。
IMFは「ギリシャの債務軽減をめぐる協議について、
猶予期間と償還期限の延長のほか非常な低金利に焦点をあてて交渉する必要がある」とコメント。
ほとんど進歩してないギリシャ債務問題がフォーカスされる可能性もあろうか。

昨日の日経平均株価は16646円。
先週木曜も16646円だったから結局も何も動かなかった1週間ということになる。
おそらく市場は伊勢志摩サミットまでの様子見なのだろう。
そこを通過すると今度は参院選挙が控えている。そうこうしているうちに夏枯れ。
東証1部の売買代金2兆円割れという商いの低調さから脱却しないと三角もちあいからの脱出も見通しにくい。
GDP600兆円にむけた成長戦略の素案が発表された。
「AI・ロボで生産性向上」と言うのが柱だが特に目新しいものでもない。
5月第2週の投資部門別売買動向では海外投資家が3週ぶりの買い越し。
3142億円の売り越しから567億円の買い越しに転じた。
主役は事業法人の648億円の買い越し。
NY同様企業の自社株買いが相場の下支えになっている構図。
トレンドが明確でない相場では、それでも貴重な買いとなっている。
空売り比率でさえ30%台後半であまり動かなくなってしまった。
裁定買い残が1兆8000億円程度では悪さもできずのレベル。
シカゴ225先物の終値は16595円。
高値は16845円まであったから少しは1週間後のSQ値奪還に期待はしたいが、市場は停滞感。
「五里霧中で心理的に金縛りにあったような相場。
8円安、1円高という煮詰まりはどちらかに放れる前兆かもしれない」と市場関係者。
週末要因を考えるとあと1日の一休みだろうか。

昨日は第63回規制改革会議が開催された。
日経でも報じられているが特に目新しいものは見当たらない。
民泊関連の規制改革くらいだろうか。
「例えば、食卓にバターが十分に届くように、
売り惜しみが疑われる場合には国が輸入したバターを売り渡さないこととします。
さらに、どうすれば酪農家の経営意欲が高まるか、抜本的な改革を考えていきたいと思います。
規制改革に終わりはありません。
世界はどんどん変化していきます。
その中から新しい要請が出てくる。
それに答えていかなければ日本は成長していくことができないわけであります。
今後更にギアを上げて
規制改革課題を発掘・解決していくことで経済成長につなげていきたいと思います」と安部首相。
また産業競争力会議も開催され「日本再興戦略2016」(素案)について議論。
「成長戦略第2ステージの鍵は、第4次産業革命の実現であります。
IoTやロボットを活用して、一人一人の状況に応じた個別化サービスや新しいビジネスが生まれます。
全ての工場や店舗がIoTでつながり、在庫ゼロ、即時オーダーメイド生産が可能となります。
あらゆる産業が一変する可能性があります。
大きなチャンスである反面、乗り遅れれば日本の主要企業が世界の先行企業の下請となり、
日本経済全体にとってピンチとなるおそれがあります。
スピード勝負で改革に取り組むため、司令塔として『第4次産業革命官民会議』を設置します。
まずは、3つの重点課題に取り組みます。
第1に、健康医療など有望な分野を特定し。
企業や組織の垣根を越えて、データを共有・活用するプラットフォームの形成を促します。
第2に、技術革新の動向を踏まえ、先手先手で規制・制度を改革します。
第3に、第4次産業革命の時代を勝ち抜ける人材を育成します。
初等中等教育でのプログラミング教育を必修化し、ITを活用した習熟度別学習を導入します。
第4次産業革命を新たな成長のエンジンとして、『GDP600兆円』を実現するために、
更に全力を尽くしてまいります」。
「IoT推進コンソーシアム」、「ロボット革命イニシアティブ協議会」。
「Iot推進ラボ」などは既に登場している。
面白そうなのは「キャッシュレス化等によるビッグデータの利活用促進」。
そしてITタグを利用した実証事業。
高齢者の移動手段などは自動走行運転につながっている。
目新しい言葉は「2020年のショーケース化」。
意味不明ながら何かありそうな言葉。

◇━━━ カタリスト ━━━◇

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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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