04月25日 相場概況(寄り付き後)
[10時の概況]
日経平均株価はふたたび弱含んでいる。
前週末比110円ほど安い1万7400円台半ばで推移している。
売り買い共に明確な手がかり材料に欠ける中、前週末までの株価上昇を受け当面の利益を確定する売りが優勢となっている。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半と、前週末の海外市場に比べ円高・ドル安方向に振れており、支援材料としての力に欠けている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は前週末終値をはさんで一進一退している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7189億円、売買高は8億3519万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1158と、全体の約59%を占めた。値上がりは630、変わらずは161銘柄だった。
業種別では33業種中6業種が値上がり。1位は保険で、以下、不動産、ガラス・土石、輸送用機器と続く。値下がり上位にはパルプ・紙、情報・通信、海運が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は21.42円の押し下げでKDDIがトップ。以下、ソニーが6.51円、テルモが5.1円、電通が4.31円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を3.92円押し上げている。次いでトヨタが1.84円、安川電が1.53円、東京海上が1.43円と続く。
決算発表の延期を発表したソニーとKDDIは下げ幅を広げた。クボタとスズキ、JR東海も一段安している。一方、第一三共と大塚HDは上げ幅を拡大。
保険のT&Dは日中の高値圏で推移している。
東証2部株価指数は5日続伸している。システムソフとアートSHDが上げ、ハイレックスと朝日インテクが下げた。
225先物はメリル・アムロ・三菱・大和・JPが買い越し。
みずほ・ドイツ・野村・ニューエッジ・バークレイズ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・メリル・アムロ・バークレイズ・野村が買い越し。
UBS・大和・パリバ・GS・クレディが売り越し。
外資系等はスクリーン(7735)、JT(2914)に注目。
テクニカル的には、アウトソ(2427)、博報堂DY(2433)、SRGタカミヤ(2445)、フージャース(3284)、飯田(3291)、オルトプラス(3672)、HUG(3676)、リケンテク(4220)、ケネディクス(4321)、東邦鉛(5707)、アマダ(6113)、大崎電(6644)、シャープ(6753)、いすゞ(7202)、レオパ(8848)、サンフロンティア(8934)、小田急(9007)、三菱倉(9301)、ミスミ(9962)が動兆。