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兜町カタリスト


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<兜町カタリスト>


「左脳で過熱感を感じつつ右脳で『もう一息』を願う」

週末のNYダウは21ドル高の18003ドル。
NASDAQは39ポイント安の4906ポイントと反落しマチマチの動き。
週間ベースでみてもNYダウが0.6%、S&P500が0.5%上昇。
NASDAQは0.6%下落。
決算発表が佳境。
期待外れだったマイクロソフトやアルファベット(グーグル)の株価が軟調。
フェイスブックも下落。
インテルなどハイテク関連が相場の足を引っ張った。
一方、原油価格の1%超の値上がりを好感しエネルギーセクターが堅調な展開。
今週は26日のアップルの決算が本命。
フェイスブック、マスターカード、ATTなども予定されている。
S&P500の予想PERは17.8倍で2004年以来の最高水準まで上昇。
過去30年平均の15倍を上回っていることから警戒感も高い。
「2月に付けた年初来安値から15%上昇。
約1年前に付けた終値ベースの史上最高値まであと2%弱」という声も聞かれる。
今週のFOMCは通過するだけだろうが、一応控えており売りにくい状態。
秋の大統領選挙を控えて「セル・イン・メイ」の格言通りに
「5月に株売り債券買い」の投資スタンスがうまくいくかどうかは結構微妙。

降ってわいたような通信社の報道が相場を一変させた週末。
混沌としていた日経平均株価は眠気とやる気が覚めて
一気に208円高の17572円と高値引けで4日続伸となった。
週間では724円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成。
報道の中身は「日銀が金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」。
メガバンクや不動産、REITなどが上昇。
みずほの売買高は4.8億株まで増加した。
シカゴ225先物は終値は17740円で高値は17770円。
3月14日の高値17291円は軽く抜いて、
2月1日終値17865円(高値17905円)が視野に入ってきた。
場合によっては・・・
絶望のスタートとなった大発会1月4日終値18450円も見えてくる。
そうなると200日線18290円だって射程になってくる。
ただ問題は過熱感。
25日線からのかい離はプラス5.94%。
3月14日の5.49%を越えており明らかに過熱。
日経平均のPERは15.99倍(EPSは1098円)。
S&P500の17倍台まであと少しで追いつく。
ただ今年は日米共に4日続伸までがレコード。
今日NYに先駆けて5日続伸すると風景が変わる可能性もある。
加えて一目均衡の雲は27日に白くねじれており悪くはない。
日経平均そのものが雲の上限(16989円)を越えており青空飛行状態。
「松井証券経由の信用評価損益率で買い方がプラスになるまで。
(週末マイナス5.219%)」と言う欲も出てくる。
「日経VIが20%台前半(週末29.09%)になるまでは行けるかも」
という心理もあり得なくはない。
空売り比率は34.2%。
左脳で過熱感を感じつつ右脳で「もう一息」を願う相場。
日銀の金融緩和を先取りしたとするならば、
金融政策決定会合の結果が発表される3連休控えの木曜後場で
「出尽くし感」となるのかも知れない。
その日銀金融政策決定会合についてのGSのレポートは「追加緩和予想」。
ETFの買い増しが柱で「現状2倍強の7兆円程度が目安」という。
となると毎日300億円弱買う計算となる。
これが実現するならば「マイナス金利融資」にオンされることになろうか。 
相場がそんなに予定通りなるものではないというのも分かっているのだが・・・。
「量=質×時間」の方程式。
「株価の今日や明日、来週の動きは単なる気まぐれでしかない」。
ピーターリンチさんは言う。
こんなときに「悪魔の囁きに騙されない法」が必要なのだろう。
「何を買うではなく何をどう利益確定するのか。
180度異なるこの視点は結構新鮮。
ベテラン投資家さんの含蓄に満ちた言葉に聞こえる。
ゴールからスタートする視点を持てればいいということだろう。
つまり何を買うかではなく、どう売るか。
言いかえれば呪縛からの解放投資戦略。
これが今年度のテーマとなる」。
そうは言ってみたものの、「もう一文の欲」は消えるものではなかろう。
月内最終受け渡し日。
明日から風景が変わらないでいて欲しいもの。
東証マザーズ指数は先週9.6%上昇で10週続伸(期間累計83%上昇)。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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