04月22日 相場概況(寄り付き後)
[10時の概況]
日経平均株価は前日比62円47銭安の1万7301円15銭で推移している。
前日の米株安を受けて運用リスクを避ける動きと前日までの3日間で1000円超上げており、利益確定を目的とした売りが先行した。
売りが一巡した後は、目先の戻り基調に変化はないとみた押し目買いが入っている。市場では「来週の日銀の金融政策決定会合を見据えて、追加緩和への期待が株価を下支えしている」との声があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6347億円、売買高は6億8417万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1239と全体の63%超を占めている。値上がりは523、変わらずは186銘柄だった。
業種別では33業種中11業種が値上がり。1位は保険で、以下、海運、証券・商品、銀行と続く。値下がり上位にはその他製品、医薬品、小売が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は4.51円の押し下げでファナックがトップ。以下、ソニーが4.43円、エーザイが4.28円、東エレクが4.08円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を12.55円押し上げている。次いでソフトバンクが9.30円、セコムが1.77円、JR東海が1.65円と続く。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮めている。
燃費不正問題の三菱自が急落している。ソニーも大きく下げている。小野薬やペプドリが売られている。自動車株ではトヨタや日産自が小動きだ。東芝は上げに転じた。ソフトバンクやNTTは上昇している。
東証2部株価指数は4日ぶりに反落している。象印やアートSHDが下落し、システムソフやローツェが上げた。
225先物はモルスタ・ニューエッジ・みずほ・JP・ドイツ・大和が買い越し。
三菱・アムロ・岡三・バークレイズ・野村・SBIが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・JP・アムロ・クレディが買い越し。
みずほ・ニューエッジ・ドイツ・大和が売り越し。
外資系等はコニカ(4902)、リコー(7752)、エンジャパン(4849)に注目。
テクニカル的にはホクリョウ(1384)、大林組(1802)、積ハ(1928)、協和エクシオ(1951)、日揮(1963)、ヤマト(1967)、トラスト・テック(2154)、丸大(2288)、アイロム(2372)、オプト(2389)、ヒューリック(3003)、三交(3232)、日商開発(3252)、コーエー(3635)、ヒトコム(3654)、エイチーム(3662)、北越紀州(3865)、大王紙(3880)、レンゴー(3941)、セ硝(4044)、日立化成(4217)、ジャスト(4686)、フュージョン(4845)、東ゼネ(5012)、浜ゴム(5101)、BS(5108)、住友ゴ(5110)、日新製鋼(5413)、淀鋼(5451)、冶金工(5480)、リブセンス(6054)、洋エンジ(6330)、グローリー(6457)、ソニー(6758)、キーエンス(6861)、オプテックス(6914)、フランスベッド(7840)、マーベラス(7844)、菱鉛筆(7976)、忠(8001)、内田洋行(8057)、福井コン(9790)、ソフトバンク(9984)が動兆。東陽テク(8151)、ライフコーポ(8194)、オークワ(8217)、住友不(8030)、タカラレ(8897)、トーセイ(8923)、西武(9024)、セコム(9735)が動兆。