<兜町カタリスト>
「マザーズ指数」
東証マザーズ指数が07年以来の高値水準。
ライブドアショックが06年だったから、10年経ってようやく払しょくの感。
中小型株は大型株の露払いという声もある。
つまらなそうに見える東証1部市場のさきがけとなってくれるだろか。
というか・・・。
今年は「東証マザーズが上がる」といったのが昨年秋。
理由は「東証マザーズ指数の先物取引」の開始。
指数先物取引の開始前には原資産そのものが上げてきたのが歴史。
そう考えると、夏場まで東証マザーズ指数任期はつづくのかも知れない。
そういえば・・・。
ライブドア事件の頃の大阪。
セミナー終了後に中年のご夫婦が質問に現れた。
「ライブドアをたくさん持っているのですがどうでしょう」。
当時の答えは「ライブドアは投資の対象と考えていません。
ダメなものはダメでしょう」。
ご夫婦がガックリと肩を落として変えられる後ろ姿が印象的だった。
そういえば・・・。
ライブドアに注目しなかった理由は単にホリエモン嫌いだけではなかった。
当時の決算短信でIT企業にもかかわらず金融関連の売り上げが全体の7割。
どうかんがえても不自然だったからである。
新興企業といえども、決算短信の行間を読むことは大切。
これを教えてくれたことには感謝している。
投資家さんからのメール。
↓
4月24日ポイントの日で北海道衆議院補欠選挙
投票結果で接戦になると株価もピンチ
翌日25日(月)に影響する。
7月10日 衆参選挙の予定日(まだ未定)
7月19日 東証マザーズ先物取引スタート
7月18日 海の日祝日月曜日で3連休
7月15日 金曜日にマザーズ関連はそれまでに売り!
3か月先を予想しながら取引しないと
はしご外されたら大変なことになる。
選挙前日高値の花なら1357を買い。
1570はバイバイ・・・。
市場関係者さんのメール。
↓
先輩がこう言っていました。
「マスコミは円高と騒ぎすぎ。民主党政権時は80円台。
アベノミクスはリーマン前の100~120円台のもみ合いに戻したもので、
依然として円安水準」
とは言っても、円安のピークから見て、円高トレンドが続いているし、
円高のピーク水準がどこかを試している場面なんで、それが確認できるまでは動きづらい。
何で円高を放置し、為替介入にも踏み切れないのかというと、
「理由は分からないけど、
どこまで円高が進むか試しなさいと米国に言われているんじゃないですか。
だから日本株だけがひとり負けになっている。
米国の属国だから言う通りにしなくてはいけない(笑)」と某先輩。
ただ、理由としては「サミットも近づいてきた。
「『増税先送り』の舞台をつくれ」という米国の圧力なのかもしれません
・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「はじまりのとき」
売りものが優しさに変って
利食いが出逢いを呼び寄せる
そんなこと繰り返してくたび
相場になっていくのかな
何を買って、どこで売り指値?
誰も誰も知るはずのない
未来へ向かい
Life株で生きる
もがきながらでも自分と言う相場観で
Life泣いた昨日立ちとまった昨日
すべて明日につながる
目の前にある扉を開けば
はじまりのとき
下げの時あなたの存在が
こんなに大切だと知った
損切りも利食いも本当は
隣り合わせにいるんだね
何を買ってどこで損切り?
自分以外の誰かを信じることも
Life株で生きる
板と板つないだらシナリオ変える力がある
Life悔やんだ昨日逃げ出した昨日
すべて明日につながる
弱さを相場にそっと映し出す
はじまりのとき
(兜町カタリスト櫻井)