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04月11日 相場展望(寄り付き前)

04月11日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
11日の東京株式市場は、円相場は落ち着きをみせていることや原油相場の上昇の流れもあり、しっかりのスタート展開になりそうだ。日経平均は先週末に心理的な節目の1万5500円を下回っていたこともあり、いったんは自律反発も意識されやすいところであろう。
日経平均株価予想レンジは、1万5600円-1万5900円を想定する。

主要外国証券経由の注文動向は、売り1170万株、買い1430万株で、差し引き260万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、薬品、化学、鉱業、通信、電機、食品、REIT、電子機器など。買いセクターに、通信、電機、精密、銀行、石油、情報通信、サービス、輸送用機器、建設、自動車部品など。

【注目の材料銘柄】
■ファステップス <2338> [東証2]
前期経常が一転黒字で上振れ着地・今期は5倍増益へ。

■薬王堂 <3385>
今期経常は10%増で2期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は5円増配へ。

■フェリシモ <3396>
今期経常は52%増益へ。発行済み株式数の31.86%にあたる320万株(金額で29億3080万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は4月11日から5月12日まで。買い付け価格は8日終値を9.73%下回る909円。

■DLE <3686> [東証M]
東証がDLEを15日付で市場1部に市場変更する。

■ノダ <7879> [東証2]
12-2月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地。

【予定】
11(月)
【国内】
2月機械受注(8:50)
《決算発表》
ABCマート、コスモス薬品、U.S.M.H、吉野家HD、ベルク、フジ、4℃HD、ヒトコム、ジェイコムHD、三栄建築、柿安本店、東武ストア、ローツェ、プロパスト、北興化、ダイヤD、ノダ、ドーン、シーヴイエス、三機S、一六堂、マルマエ、京進、サダマツ、東武住販、アクトコール、パスポート、買取王国

【海外】
中国3月消費者物価・生産者物価(10:30)
《決算発表》
アルコア

※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります

ny4.jpg 【NY概況】
8日のNYダウ工業株30種平均は小反発した。終値は前日比35ドル00セント高の1万7576ドル96セントだった。原油価格の上昇で欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行した。昨日の急激なドル安が一服したことで、投資家のリスク回避姿勢が緩和されたことも相場を押し上げる要因となったものの、アパレル企業に売りが広がったことで上げ幅を縮小し、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。

ダウ平均は午前に上げ幅を152ドルまで広げた。米原油在庫の減少などを背景にニューヨーク原油先物相場は一時1バレル40ドルに迫る水準まで急反発した。業績改善への期待からシェブロン、エクソンモービルなどの石油大手に加え、資源関連株にも買いが入った。

ダウ平均は取引終了にかけては下げに転じる場面もあった。週明け11日の非鉄大手アルコアから米主要企業による1~3月期決算の発表が始まる。新たな取引材料に乏しいなか、決算内容を見極めたいとして米株式には売りも出やすかった。

NY連銀のダドリー総裁は8日の講演で、物価や経済見通しの下振れリスクを指摘したうえで「金融政策の正常化は慎重で緩やかなアプローチが適切だ」などと述べた。この日発表された2月の米卸売在庫は市場予想より大きく前月から減ったが、ともに相場の反応は限られた。

ナスダック総合株価指数は小反発し、前日比2.323ポイント高の4850.689で終えた。

セクター別では、エネルギーや運輸が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや医薬品・バイオテク
ノロジーが下落した。

個別では医薬品のデポメッドはアクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが経営改善を求める書簡を公開し、大幅上昇となった。
ダウ平均の採用銘柄ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレスやコカ・コーラなども高い。
 一方、アパレルのギャップは3月既存店売上高が予想を下振れ、大幅下落となり、同業のLブランズや革製品のコーチも売られた。前日発表した3月の売上高が前年を下回り、業績の先行きを警戒した売りが広がった。スポーツ用品のナイキや医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、製薬のファイザーなどの下げが目立った。

NYダウ工業株30種(ドル)
17,576.96 +35.00
S&P500種
2,047.60 +5.69
ナスダック
4,850.689 +2.323

【シカゴ日本株先物概況】
8日の日経平均先物は反発した。6月物は前日比330円高の1万5775円で取引を終えた。8日の大阪取引所の終値は55円下回った。麻生太郎財務相の発言を受けて外国為替市場では円安で推移する場面が多く、好感された。原油高を手がかりに米株が上げたことも支援材料になった。
6月物は一時1万6030円まで上げた。一方、安値は1万5405円だった。

シカゴ日経225先物6月限 (円建て) 
15775 ( -55 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
15825 ( -5 )
( )は大阪取引所終値比
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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