04月07日 相場概況(寄り付き後)
[寄り付き概況]
日経平均は反発で始まり、その後は下げに転じてきている。米株高の流れを受けて買い先行の展開に。前日まででアベノミクス初の7日続落となっていたこともあり、日柄的にも自律反発が期待されやすいところ。一方で、円高が重しになることから、自律反発の域は脱せない状況になっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一進一退で推移した。
セクターでは石油石炭、情報通信、陸運、サービス、建設、医薬品、海運、鉱業などがしっかり。半面、小売が下落率トップのほか、証券、保険、鉄鋼、非鉄金属、銀行、機械、輸送用機器などが冴えない。
マツダや富士重が自動車株が下げた。三菱UFJや三井住友FGが下落した。中核子会社の社長交代が取締役会で提案されると伝わったセブン&アイの下げが目立つ。
一方、国際石開帝石や石油資源が上げた。NTTドコモやKDDIが上昇した。2016年3月期の連結純利益が従来予想を上回ったと伝わったOLCは上げた。
225先物はシティ・クレディ・メリル・JP・日興・UBSが買い越し。
ニューエッジ・ドイツ・バークレイズ・SBI・野村・GSが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・みずほ・ソジェン・日興・モルスタ・JPが買い越し。
メリル・バークレイズ・ニューエッジ・GSが売り越し。
テクニカル的には九電工(1959)、東京個別(4745)が動兆。