03月23日 相場概況(寄り付き後)
[寄り付き概況]
日経平均は小幅に続伸で始まった。
ベルギーのブリュッセルで発生した連続テロ事件を受けた地政学リスクの高まりが警戒されるものの、22日のNYダウは小幅な下げにとどまっていたほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の16925円だったこともあり、やや買い先行の展開に。
円相場は市場の予想ほど円高方向に振れなかった。市場ではやや買い安心感が生まれ、
トヨタやファストリ、武田など主力株の一角が上昇した。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、小幅な上昇に。セクターでは保険、鉄鋼、医薬品、ゴム製品、海運、不動産などが堅調。一方で、パルプ紙、情報通信、機械、空運が小安く始まっている。
ソニーや任天堂が上昇。公示地価の全国平均が8年ぶりに上昇し、菱地所も上昇した。今期増配を発表した横河電も上げ、保険や鉄鋼、医薬品株も高い。一方、ファナックが下落。JTや三井物、村田製も売られている。
225先物は野村・JP・みずほ・大和・UBS・日興が買い越し。
アムロ・バークレイズ・日産・パリバが売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・ドイツ・シティ・ニューエッジが買い越し。
メリル・JP・みずほ・アムロ・UBSが売り越し。
外資系等は鹿島(1812)、オラクル(4716)、シノケン(8909)に注目。
テクニカル的には東芝プ(1983)、日本粉(2001)、M&A(2127)、コカウエスト(2579)、伊藤園(2593)、不二製油(2607)、ハニーズ(2792)、ヨコレイ(2874)、TOKAI(3167)、特種東海(3708)、IIJ(3774)、日本紙(3863)、ケネディクス(4321)、テルモ(4543)、オラクル(4716)、三浦工(605)、明電舎(6508)、WSCOPE(6619)、キャノンMJ(8060)、NT)9432),コナミ(9766)が動兆。