03月14日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場はシカゴ先物(清算値1万7050円)にさや寄せする格好から、これまでのもち合いレンジの上限突破を試す展開になりそうだ。
日経平均株価予想レンジは、1万6950円-1万7200円を想定する。
直近で累積の価格帯別出来高が多い日経平均株価の1万7000円前後を突破した場合、戻り待ちの売り圧力は弱まるとみられ、上値を試す場面も想定される。
ただ、きょう14日から15日にかけて、日銀金融政策決定会合が開催されることから、
買い一巡後は、様子見気分が広がる可能性もある。
主要外国証券経由の注文動向は、売り620万株、買い860万株で、差し引き240万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、金属、小売、食品、機械、サービス、非鉄、電機、電力、保険、REITなど。
買いセクターに、銀行、サービス、証券、その他金融、商社、小売、REIT、化学、薬品、電機、不動産など。
【個別材料銘柄】
■パス<3840>
OaK<3113>に対し第三者割当で新株予約権を発行し15億円を調達、通販事業やコミュニティ事業を拡大へ
■オカダアイヨン<6294>
東京証券取引所から18日付で市場1部銘柄に指定される、16年3月期の期末一括配当で2円の記念配当を実施し合計22円(前期実績18円)に増額
■土木管理 <6171>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
17050 ( +200 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
17135 ( +285 )
( )は大阪取引所終値比
【予定】
14日
【国内】
1月機械受注
日銀金融政策決定会合(15日まで)
IPO(新規上場)=LITALICO<6187>(マザーズ)
【海外】
1月ユーロ圏鉱工業生産
インド2月消費者物価指数
ギリシャ市場休場
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります