03月11日 相場概況(寄り付き)
【寄り付き概況】
11日の日経平均株価は前日比242.17円安の1万6610.18円で寄り付いた。
シカゴ日経225先物に(清算値16545円)、さや寄せの格好から大幅反落スタート。
ドラギ発言を受け欧州株市場は軒並み安となった。米国株市場では引けにかけ下げ幅を縮小したもののマイナス圏で着地しており、東京市場でもリスクを取りにくい環境となっている。
外国為替市場のドル円相場は午前9時時点で1ドル=112円80銭前後と、前日午後5時時点に比べ74銭の大幅なドル安・円高。輸出株中心に逆風となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは、ゴム製品、保険、非鉄、機械、輸送用機器、ガラス土石など
ペプドリ <4587> は買い注文(売りは3.9億円)を集めて特別買い気配を切り上げている。MRTやアーバネットも買いが売りを大幅に上回る注文が入っており、買い気配を切り上げてストップ高まで買い進まれる可能性がある。
そのほか、サイオスやシーズHD、インタートレも買い気配を切り上げている。
東証マザーズに新規上場したフィット<1436>がウリ気配で始まった。寄り付き段階、公開価格と同値の1890円に差し引き31万株程度の売り注文を抱えている。
四国地方を中心に、住宅事業、エナジー事業を展開する。公開株式数は117万株。