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03月10日 相場展望(寄り付き前)

03月10日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
10日の東京株式市場は、シカゴ先物にさや寄せする格好から反発が見込まれる。
日経平均株価予想レンジは、1万6600円-1万7000円

欧米株高、原油高、円高一服とフォローの流れで買い優勢の展開が想定される。反発後、日経平均株価が1万7000円に迫る場面もありそうだ。
ただ、午前10時30分に、中国で2月消費者物価と生産者物価の発表が予定されていることから、模様眺めムードが広がる可能性もある。
直近で中国の貿易指標を受けグローバル市場が軟調となったことから、弱い結果となった場合は上値は抑えられやすい。

主要外国証券経由の注文動向は、売り650万株、買い1140万株で、差し引き490万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、通信、サービス、精密、REIT、情報通信、ゴム、電機、自動車、不動産、食品、化学、小売など。
買いセクターに、小売、機械、銀行、不動産、電機、情報通信、通信、薬品、鉄鋼など。

【個別材料銘柄】
■JVCケンウ <6632>
シスメックス <6869> とがんなどの検査に有用なエクソソームを対象とした診断機器を共同開発する

■レントラック<6045>
主力の成果報酬型広告サービス事業が好調なうえスマホ向けアフィリエイト広告ネットワーク事業の譲受も寄与、16年3月期の連結業績予想を上方修正

■OSGコーポ<6757>
17年1月期の連結業績は2ケタ増益を予想、期末一括配当予想は30円(前期実績25円)に増額を計画

■LINK&M <2170>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.24%にあたる140万株(金額で2億2400万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月15日から4月14日まで。

【予定】
10日(木)
【国内】
2月国内企業物価指数(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
5年国債入札
《決算発表》
三井ハイテ、積水ハウス、テンポス、アヲハタ、サトウ食品、ミサワ、バルニバーヒ、イーブック、神島化、シーズHD、鎌倉新書、サムコ、コーセル、トップカルチャ、シーイーシー

【海外】
中国2月生産者・消費者物価(10:30)
NZ準備銀行金融政策決定会合
韓国中銀政策金利発表
独1月貿易収支・経常収支(16:00)
仏1月鉱工業生産(16:45)
ブラジル1月小売売上高(21:00)
ECB定例理事会(21:45)
ドラギ総裁会見(22:30)
米2月財政収支(11日4:00)
米30年国債入札
《決算発表》
ダラー・ゼネラル

※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります

ny4.jpg 【NY概況】
9日のNYダウ平均は反発し、前日比36ドル26セント高の1万7000ドル36セントで終えた。
米エネルギー情報局(EIA)が午前発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は増えたが原油先物相場は堅調に推移した。原油高で収益圧迫への懸念が和らぎ、エネルギー株の一角に買い戻しが入った。
また、朝方はECB理事会での追加の金融緩和の観測から、米株式市場に資金が流入しやすい地合いになるとの期待が浮上した。

1月の米卸売在庫が前月から増加し、市場予想も上回った。複数の米金融機関が1~3月期の実質国内総生産(GDP)予想を上方修正した。米景気の先行き不透明感が和らぎ、相場を支えた。
ただ、取引終了にかけては欧州中央銀行(ECB)による10日の理事会の結果を見極めたいとして持ち高を調整する売りも出て、相場上昇の勢いは限られた。

ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、25.554ポイント高の4674.379で終了した。

セクター別では、エネルギーやソフトウェア・サービスが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが下落した。
個別銘柄では、シェブロンが4%あまり上昇。マイクロソフトやシスコシステムズも上げた。
増配を発表した食品のゼネラル・ミルズが高い。ダーデン・レストランツは同日発表した業績見通しが市場予想を上回り、買い優勢で終えた。衣料のエクスプレスが上昇、製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルも高く終えた。
一方でナイキやゴールドマン・サックスなどが下落した。

NYダウ工業株30種(ドル)
17,000.36 +36.26
S&P500種
1,989.26
ナスダック
4,674.379 +25.554

【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3営業日ぶりに反発した。
3月物は前日比120円高の1万6795円で取引を終え、9日の大阪取引所終値を165円上回った。原油先物相場の上昇を受けて、米株とともに買われた。円相場の下落も支援材料になり、3月物は午後に1万6825円の高値を付けた。一方、安値は1万6490円だった。

シカゴ日経225先物3月限 (円建て)  
16795 ( +165 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て) 
16795 ( +165 )
( )は大阪取引所終値比
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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