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兜町カタリスト

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<兜町カタリスト>

「ロンもできたが自模って3日続伸期待」

NYダウは34ドル高の16899ドルと続伸。
一時前日比マイナス局面もあったものの引けにかけてのプラス転換。
午後に発表されたベージュ・ブックで大半の地域の経済が拡大していることを好感。
ベージュブックなど久しく相場の材料にはなっていなかった。
リーマンショック後に悪材料として使われたことはあったが再登場の印象。
加えてADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は21万4000人増加。
市場予想を上回ったとことも好感。
週末の雇用統計の事前予想は19万人増だが良い数字で着地する可能性が出てきた。
もっとも経済指標は好調だが15からのFOMCでの3月利上げの可能性は4%程度。
金利上昇懸念の薄い好経済は株価にはフレンドリーに映る。
10年国債利回りは1.8%台に上昇。
「リスクオン:債券→株」の動きが大きくなってきた。
VIX(恐怖)指数が17.10%まで低下。
NYは一足早い春の訪れといったところ。
一方昨日の日経平均株価は今年4番目の上昇幅で661円高と続伸。
これが明確は相場転換とされるためには・・・。
(1)ボラの低下
(2)SQの安定
(3)25日線の明確な上抜き
(4)ドル円の115円台
(5)3日続伸などとされる。
今のところ25日線だけの条件を満たした格好で少し覚束ない。
明けてシカゴ225先物の戻りは16710円で大証比小幅安での終値。
ドル円が113円台前半というのが少し嫌気されたのだろう。
もっとも昨日段階で松井証券経由の信用評価損率速報。
売り方はマイナス8.161%(2月12日プラス2.843%)。
買い方マイナス13.104%(2月12日マイナス25.918%)。
売り方と買い方の差は縮小傾向。
裁定買い残も1兆8343億円とまったく問題にならない状況。
空売り比率も36.2%と低下してきた。
シカゴ225先物の高値は16830円。
「1月21日の安値から2月1日までの戻り値幅の1848円を
2月12日安値14952円に当てはめると16800円だから一つの節目」と日経朝刊の指摘。
だた心情としては今年初の3日続伸に期待したいところ。
ファーストリテの月次既存店売上高のプラスが指数に寄与して欲しいもの。
「大幅高の前の日は3ケタの下げというのが今年。
今年一番の上昇幅となった2月15日(1069円高)の前営業日は760円下落。
昨日は下げの谷間に出てきたものではなく、下げ渋る動きが続いた後で出てきたもの。
今年初のアグレッシブな上昇」という声も聞かれる。

スーパーチューズデーは通過。
ヒラリーVSトランプの構図は鮮明になった。
気になるのは「ウォール街誤算続き」の記事。
ウォール街の戦略は勝ち馬に乗り選挙資金を提供するというもの。
共和党に関してはブッシュ候補を最有力と見ていたが低迷。
昨年末移行ルビオ候補への資金配分を行ってきた。
しかしルビオ氏も伸び悩み。
不動産王という富豪のトランプ氏は資金援助の必要がない。
つまりウォール街の言うことは聞かない。
民主党はヒラリー応援だが、あまり密接な関係を露出したくはないという格好。
もしもトランプ氏が共和党候補になるとウォール街は戦々恐々。
大統領候補ですらまともに読めないウィール街が株価の先行きを読める筈はなかろう。
ウォール街は優秀というのはあくまでも錯覚としたいところ。
優秀なのではなくチカラでねじ伏せてきたのがその歴史。
ダメなときのウォール街はマネーにペコペコする使用人みたいなものだった気がする。
とはいえ・・・。
スーパーチューズデーのあった3月は株価には優しいとされる。
特に相性の良いのはS&P500指数。
1950年以降の平均騰落率は1.2%。
NYダウが1.1%、NASDAQが1971年以降0.9%だから上回っている。
S&Pの3月の勝率は65%、そして06年以降の平均騰落率は2.2%。

そのスーパーチューズデー。
はるか大昔からあったのかと思ったら意外と新しかった。
1984年に3回の火曜に予備選、党員集会を実施した州があった。
意図は大統領候補選びに影響力を持ちたかったからだという。
これを受けて1988年の大統領選で南部の9州が3月8日に集中実施。
これがスタート。
株価を見て行くと96年は前週2.9%下落、翌週2.3%上昇。
12年は前5日は2%下落、翌5日は4%上昇。
08年は通じなかったというが前安後高の傾向はあろう。
なぜ「チューズデー」なのかというのが興味深い。
日曜に礼拝に行くので日曜は投票できず
アメリカは州と言っても大きい。
投票所へ1日かけて行く人もいるから月曜も無理な場合がある。
だから日曜教会→月曜移動→火曜投票→水曜帰宅。
こんな場所もあったのだという。
今ではあまり関係なさそうだが・・・。

25日移動平均は16459円で1.74%のプラスかい離。
(2月12日は11.57%のマイナスかい離)
75日移動平均は17980円で6.86%のマイナスかい離。
(2月12日は19.11%のマイナスかい離)。
200日移動平均は18938円で11,57%のマイナスかい離。
(2月12日は32.03%のマイナスかい離)。
Quick調査の信用評価損率(2月26日現在はマイナシス16.73%。
裁定買い残は37億円減少し1兆8343億円。
3週連続減少となった。
カラ売り比率は36.2%(前日41.0%)。
日経VIは31.32。
日経平均採用銘柄PERは14.51倍(EPSは1154円)。
東証1部の単純平均株価は2641円。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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