02月25日 相場概況(寄り付き)
【10時現在の概況】
日経平均株価は前日比159円96銭高の1万6075円75銭で推移。
日経平均株価はおおむね高値圏で推移している。100~150円程度高い水準での値動きが続く。
前日の米国株高などを好感した買いが引き続き入っている。外国為替市場で円相場が1ドル=112円台前半と、円高が一服気味なのも日本株の支援材料となっている。
積極的に上値を追う雰囲気は乏しい。26日から始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に「投資家は持ち高を大きく傾けにくい」との様子見感がある。
JPX日経インデックス400も高値圏で推移し、東証株価指数(TOPIX)は1300を上回った。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンク で、日経平均を31.30円押し上げている。次いで京セラが8.08円、ダイキンが6.47円、住友不が5.14円と続く。
マイナス寄与度は15.69円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが9.3円、ファナックが7.65円、東エレクが2.82円と続いている。
東証1部の売買代金は概算で6274億円、売買高は6億2111万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割弱の1700、値下がりは182、変わらずは53。
東証1部の値上がり銘柄数は1700、値下がり銘柄数は182、変わらずは53銘柄だった。業種別では33業種中、輸送用機器を除きほぼ全面高。値上がり上位にその他金融、保険、鉄鋼、不動産、金属製品、建設など。
個別では、ソフトバンクが堅調。三井住友などメガバンク3行は引続き上昇。新日鉄住金やJFEなど鉄鋼株が高い。鹿島や大林組など建設株の上昇も目立つ。山陽新幹線の初の大規模改修に向けた費用計画を国土交通相に提出したJR西日本も高い。半面、トヨタや日産自、マツダなど自動車株の一角が安い。前日に2015年5~16年1月期の連結決算を発表したアインHDが反落した。
東証2部指数は3日ぶりに反発した。朝日インテク、象印、サイバーコムが上昇した一方、アートSHD、ぷらっとが下げた。
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24日に東証マザーズ市場に新規上場し、上場初日はカイ気配のまま取引を終えた。上場2日目のこの日も1840円カイ気配でスタートした。なお、公開価格は800円
225先物はクレディ・JP・メリル・アムロ・日興・GS・ソジェンが買い越し。
野村・ニューエッジ・大和・カブコム・シティが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ドイツ・ニューエッジ・クレディが買い越し。
バークレイズ・ソジェン・GS・モルスタが売り越し。
売り買いともに1000枚単位で大きかった。
外資系等は、JT(2914)、JHR投資法人(8985)に注目。
テクニカル的には、ホクリョウ(1384)、ブレインP(3655)、Vキューブ(3681)、GMOPG(3769)、メック(4971)、Jマテ(6055)が動兆。