02月24日 相場概況(大引け)

【大引け概況】
24日の日経平均株価は続落し、前日比136円26銭安の1万5915円79銭で終えた。
前日の欧米株市場の軒並み安や、原油市況が反落したことを受けてリスク回避の動きが表面化した。朝方に300円近く下げる場面があった日経平均は、その後は26~27日に予定されるG20を意識して政策期待から次第に下げ幅を縮めて推移したものの、値動きの勢いは欠いた。
JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比68.40ポイント安の1万1625.38だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、6.64ポイント安の1284.53で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2323億円。売買高は22億530万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は767、変わらずは133銘柄だった。
個別では、原油安を嫌気して、資源開発大手の国際石開帝石は下落。商社の三菱商、海運の商船三井が下げた。新日鉄住金と住友鉱といった素材株の一角も安かった。東芝と西武HDの下げも目立った。ファーストリテイリングも値を下げた。NTT、ダイキン工業、JTなども下落した
一方、メガバンクの三菱UFJと三井住友FGは上昇。ソフトバンクグループがしっかり、セブン&アイ・ホールディングスも堅調。トレンドとアイフルの上げも目立った。
TDCソフトウェアエンジニアリング、マネーパートナーズグループがストップ高に買われ、富士石油、セントラル硝子、IBJが高い。
東証2部株価指数は続落した。大引けの2部指数は、前日比17.14ポイント安の4126.63となった。個別銘柄ではサイバーコム、システクアイ、ラオックスと朝日インテクが下げた。
一方、ぷらっとが一時ストップ高。カネミツ、東邦金属、象印とSFJが上げた。

日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。終値は前日比8円97銭安い2312円02銭だった。
積極的に手掛ける材料がなく、売買を見送る市場参加者が増加。午後の日経ジャスダック平均の値幅は、5円強にとどまった。ジャスダック市場の売買代金は概算で314億円にとどまり、昨年11月4日以来およそ3カ月半ぶりの低水準となった。
ジャスダック市場の売買高は概算で1億2764万株だった。
個別銘柄ではスマートバリュー、サニーサイド、Dガレージやドーン、朝日ラバーが下落した。半面、東北鋼、新報国鉄、ホロン、小僧寿しやマクドナルド、平田機工は上昇した。
東証マザーズ指数も反発。終値は前日比13.86ポイント高い823.04だった。個別銘柄ではセレス、リアルワールド、ジグソー、GMOメディア、APLIX、オンコリスバイオなどがストップ高。そーせい、ミクシィなど主力銘柄の値上がりが目立った。半面、インベスCやシリコンスタ、ビジョン、MRT、Sワイヤーが下落した。
きょう東証マザーズに新規上場したはてなは終日買い気配が続き、取引が成立しなかった。最終の気配値はきょうの気配値上限で公募売り出し価格(公開価格、800円)の2.3倍にあたる1840円だった。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
15,915.79 |
-136.26 |
日経平均先物 |
15,860.00 |
-240.00 |
TOPIX |
1,284.53 |
-6.64 |
TOPIX先物 |
1,280.00 |
-14.50 |
東証2部指数 |
4,126.63 |
-17.14 |
JASDAQ |
2,312.02 |
-8.97 |
マザーズ |
823.04 |
13.86 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2205300 |
2232382 |
東証2部 |
82150 |
19660 |