02月24日 相場概況(前引け)

【前引け概況】
24日午前の日経平均株価は続落し、前引け終値は前日比103円74銭安の1万5948円31銭だった。
前日の欧米株市場が軒並み安となったことや、原油価格の急落などを材料に下落したことを受けてリスク回避ムードが強まった。
日経平均は前日比200円安で始まった。その後、円相場が2週間ぶり高値となる1ドル=111円台後半に上昇したことなどで、日経平均の下げ幅は一時300円に迫った。ただ、NY原油先物相場の下げ基調が時間外取引で一服すると、株式市場に押し目を狙ったとみられる買いが入り、日経平均はやや下げ渋った。
今週末に開催予定のG20を前にして政策期待が下値を限定的なものにしている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆531億円、売買高は10億9348万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の38%にあたる744にとどまり、値上がりの1052銘柄を下回った。変わらずは143銘柄だった。
輸出採算の悪化や海外事業の円建て収益の目減りなどを懸念する売りも出た。重機を手がける三菱重や日立、電子部品のTDKとアルプスの下げが目立った。
原油安が嫌気され資源開発大手の国際石開帝石と石油資源は下落。主力株が安く、ソニーが軟調、NTT、ホンダ、マツダが下がり、京セラと村田製も下落した。新日鉄住金と住友鉱といった素材株の一角が下げ、商社の三菱商と丸紅の下落も目立った。ネクソンが大幅安、SUMCOも売られた。
一方、月次売上高を発表したニトリHDは上昇。トレンドと明治HDが上げた。軟調に始まったソフトバンクが堅調、三井住友フィナンシャルグループや三菱UFJは上昇に転じた。
マネーパートナーズグループがストップ高となり、セントラル硝子も急伸。アイフル、さくらインターネットなども買われた。
東証2部株価指数は続落。前引けの2部指数は、前日比7.23ポイント安の4136.54となった。個別銘柄ではアドソル、システクアイ、スリープロ、サイバーコム、象印が売られた。一方、ぷらっとが一時ストップ高。東邦金属、ケミプロ化成、カネミツ、スガイ化学工業など買われた。

【新興株前引け】
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日に比べ3円74銭安い2317円25銭だった。原油の需給悪化への懸念が強まり、投資家心理は再び弱気に傾いた。日経平均が売りが一巡した後はジャスダック平均も下げ幅を縮小したほか、テーマ株物色の動きが活発化した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で182億円、売買高は7567万株。
個別銘柄では朝日ラバー、ドーン、ハイパー、ドーン、3DM、イリソ電子が下落した。半面、東北鋼がストップ高。ウィズは一時ストップ高と値を飛ばし、小僧寿しやFVC、クルーズは上昇した。
東証マザーズ指数は小反発した。前引けは前日比9.17ポイント高い818.35だった。そーせいやジグソーなどの主力銘柄の値上がりが目立った。
仮想通貨を巡り法改正が進むと伝わったことを材料に、セレスやメタップスに思惑買いが入った。リアルワールド、APLIXがストップ高。テラプロ、PSSは一時ストップ高と値を飛ばし、セレス、GMOメディア、ラクーンなど買われた。半面、シリコンスタジオ、インベスCやSワイヤー、UMN、ビジョン、メドレックは下げた。
きょう東証マザーズに新規上場したはてなは買い気配が続いている。前引け時点の気配値は公募・売り出し価格(公開価格、800円)を560円(70%)上回る1360円だった。
日経ジャスダック平均は前日比3円74銭安の2317円25銭と続落。