02月15日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
15日の東京株式市場は、大幅に反発して始まろう。その後はもみ合いとなりそう。
12日のシカゴ市場日経平均先物の円建て清算値(1万5410円にサヤ寄せするスタートとなろう。
日経平均株価の予想レンジは1万5200円-1万5600円。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半、輸出関連銘柄には買い戻す動きが先行するとみられる。ただ、中国で1月貿易収支の発表が予定されていることから、買い一巡後には、様子見気分が広がる可能性もありそう。
今週(15~19日)の株式市場は値動きの荒い展開になりそうだ。日経平均株価は年初から大幅に下落しており、そろそろ割安さに着目した買いも入りやすい水準だ。
先週は安倍首相と日銀の黒田総裁が首相官邸で会談し、国際金融情勢や日銀のマイナス金利政策について意見を交換している。また、麻生財務相は円高ドル安が急激に進んでいることについて「必要に応じて適切に対応していく」と述べ、円高の動きをけん制。口先介入等を含めて、今後は日銀や財務相による動きが意識されやすいだろう。
主要外国証券経由の注文動向は、「売り2120万株、買い1480万株で、差し引き640万株の売り越し。売り越しは8営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、電機、商社、サービス、情報通信、機械、不動産、小売など。
買いセクターに、陸運、保険、通信、電機、自動車、その他製品、小売、REIT、不動産など。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
15410 ( +610 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
15455 ( +655 )
( )は大阪取引所終値比
■ナカノフドー<1827>
工事採算が改善し、16年3月期の連結利益予想を上方修正
■あんしん保証<7183>
3月31日を基準日、4月1日を効力発生日として1株を3株に分割
【予定】
■15(月)
【国内】
10-12月期GDP(8:50)
12月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
MS&AD、電通、キリンHD、ポーラオルHD、洋ゴム、フロンティアRE、MidCity、ロイヤルHD、インフォマート、ツバキナカシマ、藤田観、プレス工、大豊建、岡部、シノケンG、SBSHD、フリュー、UBIC、アルプス技、ダイドリミ、ジーエヌアイ、建設技研、アドベンチャ、ソリトン、白洋舎、カヤック、京都ホテル、フュージョン、クロスマーケG、アエリアなど
【海外】
インド1月卸売物価(15:30)
中国1月貿易収支
EU外相理事会(ブリュッセル)
米ASEAN首脳会議(~16日)
休場:米国(プレジデンツデー)、カナダ
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります