02月08日 相場概況(寄り付き後)
【10時現在の概況】
日経平均株価は前週末比195円89銭安の1万6623円70銭で推移。
円相場が対ドルで弱含み、リスク回避の動きが後退した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もやや下げ幅を縮めている。
東証1部の売買代金は概算で6776億円、売買高は7億9960万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の65%にあたる1258、値上がりは553、変わらずは115だった。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は海運で、以下、不動産、パルプ・紙、医薬品と続く。値下がり上位にはガラス・土石、非鉄金属、石油・石炭が並んでいる。
■日経平均株価 16,623.70(-195.89)
■日経平均先物 16,610(-110)
■TOPIX先物 1,352.50(-8.50)
■騰落 上昇553/下落1,258
■日経JQ 2,412.98(-15.01)
■マザーズ指数 779.13(-11.64)
日経平均マイナス寄与度は17.26円の押し下げでファストリがトップ。以下、TDKが12.55円、オリンパスが10.59円、電通が9.41円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を7.30円押し上げている。次いで洋缶HDが3.22円、武田が2.51円、キッコマンが2.35円と続く。
トヨタが引き続き安い。TDKや日電産も売られている。三菱UFJなど銀行株は総じて軟調。ファストリも下げている。一方、NTTは上昇。三井不など不動産株にも値上がり銘柄が目立つ。
東証2部株価指数は続落。ラオックスと朝日インテクが下げ、インテリクスとヨネックスが上げた。

■シンバイオ製薬 <4582>
帝京平成大学とTTR1ナノアゴニスト分子を用いた抗がん治療薬の開発に係る共同研究開発契約を締結したと発表している。同社は開発の進捗に応じ、同大学から本薬剤の全世界における開発・製造・商業化に関する独占的ライセンスを取得する権利を取得した。
■新東工 <6339>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の47億円→52億円に10.6%上方修正。増益率が6.5%増→17.9%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。
225先物はバークレイズ・シティ・UBS・GS・JP・みずほが買い越し。
野村・モルスタ・日興・松井・メリル・大和が売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・ドイツ・クレディ・モルスタ・UBSが買い越し。
ソジェン・大和・アムロ・メリルが売り越し。
外資系等はディスコ(6146)、NTT(9432)、テレ東(9413)、第一建設(1799)に注目。
テクニカル的にはシャープ(6753)、ニコン(7731)、TBS(9401)が動兆。