
【寄り付き概況】
日経平均株価は続落で始まった。
3日の米国市場では原油相場の反発を受けて、NYダウは183ドル高となった。しかし、1月の非製造業総合景況指数が2014年4月以来の低水準となったことが嫌気され、一時200ドル近く下げる場面もみられている。為替市場ではダドリー総裁発言を受けたドル急落により、1ドル117円台に突入。シカゴ先物にさや寄せする格好から売りが先行し、その後節目の17000円を下回る場面もみられている。
外国為替市場で円高・ドル安が進み、輸出関連株などを中心に業績の先行きを懸念した売りが広がっている。
セクターでは原油相場の反発を受けて、石油石炭、鉱業、非鉄金属、鉄鋼が上昇。一方で、ゴム製品が下落率トップ。保険、証券、不動産、輸送用機器、ガラス土石、陸運、下院などの弱さが目立つ。
225先物はみずほ・JP・パリバ・バークレイズ・ドイツ・アムロ・マネが買い越し。
野村・モルスタ・大和・メリル・日興・松井・クレディが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・UBS・ドイツ・JP・クレディが買い越し。
ソジェン・メリル・バークレイズ・GS・モルスタが売り越し。
外資系等はカカクコム(2371)、カルビー(2229)、中村超硬(6166)、商事(8058)、三浦工(6005)、東海理化(6995)に注目。
テクニカル的には大塚商会(4768)、M&Aキャ(6080)、日トリム(6788)、クラリオン(6796)が動兆。