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01月21日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
21日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開となりそう。
日経平均株価予想レンジは、1万6100円-1万6500円
昨日20日の日経平均株価は、前日比632円安と今年に入り最も大きい下げ幅を記録した。25日線とのカイ離率は10%台に乗せ、売られ過ぎとされる7%を大きく超えるなど反発が期待される指標は出ているものの、年初からの下落で投資家心理の冷え込みが懸念されるところ。
ただし、前日の日経平均の大幅な下げの反動もあり、自律反発が意識されやすいところ。引け際の米国市場の戻り部分を織り込む格好から、買いが入りやすい。
その後は中国市場の動向や原油先物価格の動向を睨みながらの相場展開になろう。

主要外国証券経由の注文動向は、売り1230万株、買い680万株で、差し引き550万株の売り越し。売り越しは5営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、銀行、通信、小売、サービス、情報通信、保険など。
買いセクターに、サービス、自動車、銀行、空運、ガス、保険、化学、情報通信、機械など。

【注目の材料】
アダストリア <2685>
1→2の株式分割を実施する。
アイセイ薬局 <3170>
今期経常を一転して45%増益に上方修正した。
アプリックス <3727>
IoT技術搭載浄水器を世界大手が発表した。
アンジェス <4563>
薬剤溶出型カテーテルとその製造方法に関する特許が米国で成立した。
ローツェ <6323>
東証2部への市場変更と配当増額を発表した。

QUICKが20日公表した集計によると、東京市場の信用評価損益率は15日申し込み時点でマイナス15.52%と、前週(マイナス12.59%)からマイナス幅が2.93ポイント拡大。マイナス幅は昨年9月4日に付けたマイナス16.71%以来約4カ月ぶりの大きさとなりました。


【予定】
■国内(21日)
11月全産業活動指数(13:30)
20年国債入札
《決算発表》
小松ウオル、日電産、DNAチップ、総合メディ

■海外(21日)
仏1月製造業信頼感指数(16:45)
ユーロ圏12月消費者物価(19:00)
ECB理事会(金利発表、21:45)
ドラギ総裁会見(22:30)
米1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(22:30)
米10年インフレ連動国債入札

《決算発表》
ベライゾン、スターバックス、シュルンベルジェ、アメリカン・エキスプレス、トラベラーズ・カンパニーズ、インテューイティブ・サージカル


※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります。

ny4.jpg 【NY概況】
20日のNYダウ平均は反落した。終値は前日比249ドル28セント安の1万5766ドル74セントとなり、2015年8月25日以来およそ5カ月ぶりの安値を付けた。
下げ幅は一時565ドルに拡大したものの、午後に入ると次第に下げ幅を縮めた。原油先物相場が一段安の展開となり世界経済の先行き懸念が強まった。

アジア・欧州株株式相場が急落した流れを受け、朝方から売りが先行した。米指標油種のWTIの期近物が約12年8カ月ぶりの安値を付けるなど、投資家心理が一段と萎縮した。
12月住宅着工件数や消費者物価指数が予想を下振れ、米国景気の後退懸念が強まったことも下げ幅を拡大した
ダウ平均は取引時間中に昨年8月に付けた安値を下回る場面もあった。
午後に入ると最近まで売り圧力の強かったバイオ関連株に押し目買いが入った。売り方の買い戻しも加わるとダウ平均は下げ幅を縮小して取引を終えた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やエネルギーが下落した。

ナスダック総合株価指数は3日続落。同5.264ポイント安の4471.686となった。午後には上げに転じる場面もあったが続かなかった。「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は、市場での不安心理の高まりを示す節目の20を大きく上回る27.59に上昇した。

NYダウ工業株30種(ドル)
15,766.74 -249.28
S&P500種
1,859.33
ナスダック
4,471.686 -5.264

【シカゴ日経平均先物】
シカゴ日経平均先物は大きく反落し、一時は1万6000円を割り込んだ。3月物は前日比675円安の1万6355円で取引を終えた。20日の大阪取引所の終値を35円上回った。大取などで大きく下げたうえ、アジア・欧州に続き米株も下げたのを受けて売られた。
原油安を手がかりにダウ工業株30種平均の下げ幅が500ドルを超えた場面で、3月物はこの日の安値である1万5935円まで売り進まれた。
取引終了にかけては米株とともに下げ渋った。3月物の高値は1万7065円だった。

シカゴ日経225先物3月限 (円建て)  
16355 ( +35 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て) 
16375 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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