<兜町カタリスト>
「株も受かる」
「下げ渋っても17000円は保てず」というのが市場の声。
「今度は16500円を意識」とはストボのメルマガ。
「年明け早々の相場は今日も●。
これで年初からのサイコロは1勝9敗。
長いこと相場を見てきたが、こんな相場は初めて見る。
何かが変調をきたしているのだろう」とも。
まあ考えてみればタッタ5~6センチの積雪で3~4時間も通勤にかかる都市が首都。
どこかアンバランスがあっても不自然ではない。
上海の空の曇りを愚弄する言葉はしばしば聞かれるが、自然の動きに対応できない社会は東京も一緒。
それはそれなりに相場下落の要因の一つであることは否定できなかろう。
火曜は12月と15年の訪日外国人客数が発表予定。
しかし時間的には大引け後。
11時には10~12月の中国のGDP速報値と各種経済指標。
わずか3週間で発表されるGDPを信用しろという方が間違っている。
というか・・・。
米雇用統計にしても容易に可変の数字。
中国のGDPなど信用する方がおかしいと言っても所詮蟷螂のあがき。
きっかけさえあえれば叩きたい向きにはイベントさえあればなんでも歓迎モードなのかも知れない。
ストラテジスト馬渕氏のメルマガでは・・・。
受験生向けグッズは蛸のグッズがよい(蛸=オクトパス=置くとパス)とか、カールの季節限定商品「ウカール」。
JR西日本福岡支社は、新幹線さくらのすべり止めのセラミック砂を、受験生向けに配布していたそうです。
受験生が桜咲くを求めるのなら株式市場が求めるのは「株上がる」。
「あ、ガール」ということはやはり銘柄選択基準の一つは女性の視点ということになろうか。
あるいは大学受験と合わせれが「株も受かる=株儲かる」なのだろうか。
ダジャレで相場を語る気はないが、もはや神頼みの域でもある。
(兜町カタリスト櫻井)