【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
日経平均株価予想レンジは、1万6600円-1万7200円
米国市場がキング牧師生誕記念で休場のなか、欧州株は小幅安で為替も目立った動意はなく、海外からの手がかりは薄い。今日は11時に10-12月期GDPや12月小売売上高・鉱工業生産など中国の経済指標の発表が多く予定されており、同発表までは様子見姿勢が強まり、結果を受けた中国株や為替動向に大きく振らされやすい展開が想定され、注意したい。
弱い内容が出てもある程度は織り込み済みで、逆に安心感のある内容となればいったんは買い戻しの動きが強まると予想する。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1370万株、買い780万株で、差し引き590万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。売りセクターに、電機、その他製品、小売、商社、建設、化学、薬品、鉄鋼、機械、サービス、空運、銀行など。買いセクターに、電力、ガス、薬品、輸送用機器、サービス、化学、電機、銀行、自動車、その他製品など。
■鳥居薬<4551>
主力品で抗HIV薬の「ツルバダ配合錠」「スタリビルド配合錠」などの販売が好調、15年12月期の単体業績予想を上方修正。
■リボミック<4591>
自社創薬の「抗FGF2アプタマー」に関する物質特許について、特許庁から特許査定を受ける。
■ハウスドゥ <3457>
株主優待制度を導入。毎年6月30日時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて、食品、電化製品、ギフト、クオカード、同社オリジナルグッズに交換できるポイント(1ポイントは1円相当)を贈呈する。100株以上300株未満保有で初年度2500ポイント、2年以上保有で2750ポイントを付与。最大1000株以上保有で初年度1万8000ポイント、2年以上保有で1万9800ポイントを付与する。
■インフォテリ <3853>
パナホーム <1924> が営業、設計からリフォームまで全部門のデータを一元化する統合データベース環境のデータ連携基盤として、「ASTERIA WARP」を採用。
【予定】
■国内(19日)
12月首都圏新規マンション発売(13:00)
5年国債入札
《決算発表》
ゲンキー、ブロンコB、安川情報、プロロジス、アサヒ陶、津田駒、ネクスG、ティムコ、リーバイス
■海外(19日)
中国12月鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資(11:00)
中国10-12月期GDP(11:00)
独12月消費者物価確報値(16:00)
英12月消費者物価(18:30)
独1月ZEW景況感指数(19:00)
米1月NAHB住宅市場指数(20日0:00)
米11月対米証券投資(20日6:00)
《決算発表》
バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、IBM、ネットフリックス
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります。