【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は、波乱含みの相場展開を余儀なくされそうだ。
不安定な中国株式市場の動きをみたいとして、様子見気分が広がる可能性がある。
日経平均株価の予想レンジは16600円-16900円。
15日の米国市場では、上海指数の終値ベースでの昨年来安値更新や原油先物価格が再び30ドルを割り込んだことが嫌気され、NYダウは一時500ドルを超える下落場面があった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比355円安の16795円をつけている。
シカゴ日経225先物からは日経平均はスタートから昨年9月29日につけた安値16901.49円を下回る展開も想定され、底割れから投げ売りも警戒される局面でもある。
今晩の米国株が休場のため、反転の手がかりが乏しいことも買い意欲を削ぎやすい。
物色は、今後決算発表が本格化する中、大きく売り込まれていた銘柄などには、見直しの動きが期待されてくるだろう。個人主体に限られるとみられ、中小型株の高進捗などはいち早く見直しの流れに向かうことになりそうだ。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1230万株、買い770万株で、差し引き460万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、食品、機械、電機、小売、化学、情報通信、通信、自動車など。
買いセクターに、自動車、銀行、小売、電機、通信、建設、化学、保険、電力、ガスなど。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
16795 ( -355 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
16820 ( -330 )
( )は大阪取引所終値比
【予定】
1月18日(月)
【国内】
11月第三次産業活動指数
さくらレポート
【海外】
米国市場休場
世界未来エネルギーサミット/国際水サミット(21日まで、アブダビ)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。