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兜町カタリスト

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<兜町カタリスト>
「七変化」

市場に「神の見えざる手」なんてものは存在しないのだろうが、巧みな誘導には舌を巻かざるを得ない。
アダム・スミスは「投資家は全体を見渡さずに自己利益に導かれた行動をする。
安全且つ効率的であろうとすることが結果的に見えざる手に導かれるかのごとく行動する」と言った。
この「見えざる手」とは少し意味合いが違うが市場の視点を巧みに変える技はすごいものがある。
ウクライナ問題や中東問題を注視してスタートした2015年。
途中でギリシャ問題を熱視し、それが過ぎると既に新しくもない中国の景気後退が主要なネガテーマ。
そのうちアメリカの利上げを問題にし、それが逆転ポジ要因になると今度は原油価格の下落を問題視。
財政危機の問題が金融に移行し、アッと言う間に資源価格に論点を転嫁。
株式市場は移ろう場だが、それにしてもこの七変化のような動きは特有のもの。
参加者に深く考える間を与えずに次の論点に移行すれば事の本質は露呈しないという利口な方法でもある。
そもそも・・・。
どんなに奇抜な衣装をいくつも纏っても中身は一緒。
手品だって小さな驚きでは満足せず、大がかりな変化に観客は酔い痴れる。
これが市場の本質の一部なのかも知れない。

新興国景気と米金利問題をメインディッシュとしてきた市場。
今度は原油価格という問題が厚みを増してきただけに過ぎない。
そもそも原油価格は下落の継続。
たまたまバレル40ドルを割れたからといって下落は今に始まったことではない。
しかし、それでも重要課題としてクローズアップされれば市場は敏感にならされる。
「敏感になる」のではなく「敏感にならされる」という表現の方が妥当だろう。
ただ、シェールバブルに端を発した今回の原油安。
ポルトガルやギリシャの財政問題などとは異なり、結構大きな意味を持っている気がする。
それは新興国と先進国。
産油国と消費国の立場が逆転する可能性が出てきたということ。
特に・・・。
原油のない日本はオイルショックに見るまでもなくエネルギー源確保のために涙ぐましい努力を続けてきた。
しかし需要と供給で決まる価格が高低逆転すれば当然立ち位置は変わる。
「原油が足りなくなると戦争が出来なくなるから、原油確保のために戦争をする」と真珠湾攻撃があったという説もある。
本末転倒の論理だが、原油が死命線であるこの国にとって原油安はどう考えても悪くない。
シェールなどで産油国への復活を夢見たアメリカとは訳が違う。
日経1面の見出しは「原油安止まらず」。
「原油安は資源国通貨や資源株にも下落圧力をかけ、減速が鮮明な新興国景気を一段と冷やしかねない」。
もっともらしい解釈だが、これは本当にわるいことなのだろうか。
まずは、ゼロサム社会のような市場にとってマネーの置き場が変わるということ。
目先暗雲の漂う新興国よりも原油安のメリットを享受できる国にマネーは向かう。
となれば東京市場はその第一候補となろう。
安全通貨として円が買われ円高になるという声もある。
しかし、125円で精いっぱいの円だし、これ以上の円安を望む声は少ない。
そもそも通貨が売られて繁栄した国はない。
バブルの頃は「円高株高」が常識だったのだから市場論理は原点回帰しても良い筈。
あるエコノミストの分析は「原油安は日本経済にとってプラス」。
7~9月の法人企業統計では製造業の経常利益は前年同期比0.7%減。
売上高、売上数、人件費などがマイナス要因だったが交易条件は改善。
前年同期のマイナス4483億円→3兆31476億円。
2012年以降最大の改善となっている、
この原動力は原油価格安だというのである。
付和雷同で「大変だ」というのではなく、底流を見据えることが重要だろう。
だれが考えても資源価格の下落は資源輸入国の日本にとって悪くないに決まっている。

本来はこれを1面トップにしたかったのだろうというのが「公的年金自前で株運用」。
もっとも全面的に個別株のアクティブ運用を解禁するのではなく、パッシブ限定との見方。
これならば専門家もさして必要としないし無難な案だろう。
面白いのは反対意見が企業側にあるということ。
議決権行使に懸念があるというのは如何なものだろう。
誰が見ても正しい経営をしていれば、横やりはそうははいらないだろう。
あんたの会社の株を買うかも知れないと言っているのに不可解な反対意見に聞こえる。

7~9月の実質GDP改定値は年率換算プラス1%に上方修正。
速報値はマイナス0.8%だった。
個人消費は鈍かったが設備投資は拡大との印象。
でもここで面白かったのは麻生財務大臣の「あまりに差がつきすぎ。
いい方に外れたからという類の話ではない」というコメント。
日本のGDPも所詮中国並みの信頼性しかないのかも知れない。
そして経済統計という数字そのものの信ぴょう性は常に疑うべきなのだろう。
発表直後に短絡的に騒ぎたければそれはそれでいいのだろうが・・・。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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