
■日経平均株価 18,334.35(+127.20)
■日経平均先物 18,340(+130)
■TOPIX先物 1,510.50(+12.50)
■騰落 上昇1,204/下落502
■日経JQ 2,536.98(-1.72)
■マザーズ指数 787.36(-4.23)
21日の日経平均株価は小反落でのスタート。始値は前日比39.51円安の118167.64円。中国景気に対する警戒感は根強く、日本企業の先行きに悪影響を与える可能性があるとの見方が再浮上。前日の米国株式相場が小反落したことも受け、売りが先行した。
10時時点の日経平均は前日比127.20円高の18334.35円で推移している。外部環境で目立った動きがなかったことで東京市場は静かなスタート。
資源関連銘柄の一角が買われ日経平均は切り返している。一方、マザーズ指数は小幅なマイナスとさえない。
東証1部の騰落銘柄数では、値上がりが1204銘柄と全体の63%を占め、東証業種別株価指数では全33業種中、26業種が上昇している。値上がり率上位業種は、鉄鋼、非鉄金属、電機など。値下がり率上位業種は、鉱業、食料品、不動産など。
トヨタやマツダなどの自動車株のほか、ソニーや日立など輸出株が軒並み上昇している。
ファナックや村田製が上昇。メガバンクなどの金融株や保険株も高い。今期経常益が約3割減る見通しと伝わった新日鉄住金や東ソー、東京製鉄、パイオニア、旭化成も買われている。
一方、長谷工が安く、15年4~9月期が70億円の最終赤字と発表した出光興産は下落。JTのほか、横浜市の大規模マンションが傾いた問題を受け、三井不は下げている。
225先物は野村・パリバ・アムロ・ニューエッジ・三菱・GSが買い越し。
ドイツ・クレディ・バークレイズ・JP・大和・シティが売り越し。
TOPIX先物はGS・モルスタ・パリバ・ニューエッジが買い越し。
バークレイズ・JP・ドイツ・三菱・UBSが売り越し。
外資系等はツクイ(2398)、サンエー(2659)、エーザイ(4523)、
ディスコ(6146)に注目。