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10月14日 相場概況(前引け)

gaikyouoct_02.jpg 日経平均株価(前引け)=続落 中国リスク再燃、景気懸念で1万8000円割れ 【前引け概況】
■日経平均株価 17,871.50(-363.24)
■日経平均先物 17,900(-310)
■東証1部出来高 12.86億株
■東証1部売買代金 1.16兆円
■TOPIX 1,468.52(-34.61)
■騰落 上昇149/下落1,702
■マザーズ指数 798.41(-14.23)
■日経JQ 2,533.53(-11.61)

14日午前の日経平均株価は大幅続落し、前日比363円24銭安の1万7871円50銭で前場を終えた。取引時間中に心理的節目の1万8000円を割り込むのは5日以来、約1週間ぶり。
中国経済の不透明感を改めて意識した売りに押される展開。前日の欧米株市場では中国の経済指標を受けた世界景気減速に対する警戒から軟調に推移し、この流れのなか東京市場でも輸出主力株などを中心に買いが手控えられている。日経平均は1万8000円台を大きく割り込み、一時380円強まで下げ幅を拡大する場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。

午前発表の中国の9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.6%上昇と、伸びは市場予想を下回った。工業生産者出荷価格(卸売物価指数)も落ち込み、世界経済をけん引してきた中国景気の勢いが鈍っているとの見方が強まった。欧州の景況感を示す経済指標の低迷も投資家心理を冷やし、運用リスクを回避する動きが加速した。
主要企業による4~9月期決算の発表を控え、減速感を強める世界景気が日本企業の収益に与える影響を見極めたいとの雰囲気が広がっているという。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1659億円、売買高は12億8673万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1702と、全体の9割近くを占めた。値上がりは149、変わらずは47銘柄だった。

個別では、主力のトヨタやソフトバンクが下落。減益決算を発表した米半導体大手インテルが時間外取引で下げ、東エレクなど関連銘柄に連想売りが出た。虚偽データを基にマンションの基礎工事をしたと伝わった三井住友建が大幅安となった。ソニー、村田製、東洋シヤッターが売られた。
一方、ファストリが上昇。利益が上振れたと伝わった大王紙の値上がりが目立つ。新日科学がストップ高、ベスト電、アークスも値を飛ばした。東宝や島忠も高い。

東証2部株価指数は3営業日ぶり反落。前引けの2部指数は、前日比44.25ポイント安の4594.38となった。個別銘柄では、日抵抗器、北日本紡績、宮入バル、鉄人化、ラオックス、朝日インテクなどが下げ、一方で郷鉄工所、川口化、相模ゴム、技研製、富フロンテクが上げた。

新興株前引け、ジャスダック反落 主力株と同様軟調。
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前の終値は前日比11円61銭安の2533円53銭だった。東証1部の主力銘柄が軟調に推移し、投資家心理が悪化。新興市場でも売りが広がった。ジャスダック市場の売買代金は概算で256億円、売買高は4922万株。
個別銘柄ではPCデポ、クルーズ、アイサンテク、サン電子、ミクロン精密、地域新聞社、前日に2015年8月期決算を発表したコシダカHDも下げた。半面、福山コンサル、グリムス、構造計画、田中化研、日ダイナミク、レイが上昇した。前日に特別利益を計上すると発表した岡藤HDは大幅高となった。

東証マザーズ指数は反落。午前終値は前日比14.23ポイント安い798.41だった。個別銘柄ではPCNET、アイリッジ、リアルコム、ミクシィ、PCIHDが下落した。前日に公募増資を中止すると発表したアンジェスは売りが優勢となった。半面、エナリス、ジグソー、ベステラ、DMP、リンクバルが買われた。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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