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10月13日 相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】
13日の東京株式は、堅調な展開となりそう。日経平均株価予想レンジは、18200ー18600を予想する。
世界的に金融緩和環境継続を意識した株高の地合いが醸成されつつある。日経平均も18000円台で値固めが進み、特に出遅れ銘柄のリバウンドの動きが強まったことから、目先は下値不安が和らぐ展開が想定される。
だだ、本日中国の9月貿易収支の発表もあり、様子見気分が広がることも想定される。日経平均株価は、直近で5日線(前週末9日時点で18218円)が下値を支える格好となっており、下値は限定的となりそう。

主要外国証券経由の注文動向は、売り1120万株、買い1680万株で、差し引き560万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、化学、自動車、倉庫、電機、小売、不動産、銀行、保険、精密、証券、石油など。
買いセクターに、銀行、電機、機械、鉄鋼、サービス、情報通信、食品、建設、薬品、自動車など。

【NY概況】
NYダウ工業株30種(ドル)
17,131.86 +47.37
S&P500種 2,017.46 +2.57
ナスダック4,838.643 +8.173

12日のNYダウ平均は小幅ながら7日続伸した。前週末比47ドル37セント高の1万7131ドル86セントで終え、8月19日以来およそ2カ月ぶりの水準を回復した。7日続伸は2014年12月下旬以来およそ9カ月ぶり。米国の低金利政策の長期化に対する期待が相場を支える構図が続いた。

非上場のIT大手デルがコンピューター外部記憶装置(ストレージ)大手のEMCを約670億ドル(約8兆円)で買収すると発表した。前週に買収の観測報道が先行し買われていたEMC株が9日続伸。改めて買収が評価されるなど活発なM&Aが投資家心理を支えた。

12日の米国はコロンバス・デーの祝日で債券と外為市場が休場だった。株式相場全体の方向感を左右する材料にも乏しく取引は盛り上がりに欠けた。7~9月期決算の発表を控え、内容を見極めたいとする投資家も多いという。
ナスダック指数は4日続伸した。同8.173ポイント高の4838.643となった。

業種別S&P指数(全10業種)は「公益事業」や「一般消費財・サービス」など8業種が上昇した。「エネルギー」と「素材」が下げた。

【シカゴ日経平均先物】
シカゴ日経平均先物は小幅に続伸した。12月物は前週末比25円高の1万8355円で終え、9日の大阪取引所の終値を65円下回った。NYダウが底堅く推移し、日本株先物にも買いが先行した。ただ、上値を追うための材料に乏しく、次第に伸び悩んだ。高値は1万8435円、安値は1万8210円と値幅も小さかった。

シカゴ日経225先物12月限 (円建て) 
 18355 ( -65 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
 18425 ( +5 )
( )は大取所終値比

【予定】
【国内】
8:50 9月14、15日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
15:00 9月工作機械受注
決算発表=SFOODS、パル、竹内製作、コーナン商、ガリバー、近鉄百、東宝、アークスなど
【海外】(時間は日本時間)
18:00 独10月ZEW景況感指数
中国9月貿易収支
決算発表=ジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン・チェース、インテル

【注目株】
デジタルメディアプロフェッショナルは第2四半期・通期業績予想の利益面での上方修正と、新製品の開発・製品化を発表

■株価の見直しが始まっているタイミングでの製品化発表で、休み明けの株価に注目

 デジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は、9日引け後に第2四半期・通期業績予想の利益面での上方修正と、新製品の開発・製品化を発表した。株価の見直しが始まっているタイミングでの製品化発表で、休み明けの株価に注目。

 第2四半期業績の売上高は、前回予想を1億47百万円下回る1億35百万円(前年同期比48.5%減)、営業利益は27百万円上回る△1億84百万円(前年同期△2億円)、経常利益は29百万円上回る△1億81百万円(同△1億33百万円)、純利益は1億57百万円上回る△53百万円(同△1億33百万円)を見込む。

 売上高は、IPコアライセンス事業の新規ライセンス案件の契約を第2四半期に見込んでいたが、第3四半期以降にずれ込んだことで当初予想を下回る見込みである。

 利益面については、LSI開発費用の発生が当第3四半期 累計期間以降にずれ込んだこと、および当期純利益については、投資有価 証券売却益を特別利益として計上することで当初予想を上回る見込み。

 なお通期業績予想については、売上高は6億80百万円(前期比46.5%増)、営業利益△1億92百万円(前期△4億62百万円)、経常利益△1億90百万円(同△2億65百万円)と前回予想通りであるが、純利益は特別利益を計上することで前回予想を1億29百万円上回る△61百万円(前期△3億11百万円)を見込む。大幅増収で、赤字幅は大幅に縮小し、収益は改善する見込み。

 また、同日に、2D/3DグラフィックスLSI「VF2」として製品化を行うことも発表した。

 「VF2」は、同社が長年にわたり開発蓄積してきた「3Dグラフィックス技術」をベースに、高性能ビデオコーデックおよび内臓メモリ、各種外部インターフェイスの機能を1チップに統合した、アミューズメント機器向け2D/3DグラフィックスLSI。

 新製品の背景には、同社の技術力の高さに加え、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択されたことが挙げられる。
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櫻井英明

Author:櫻井英明
日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの公式スマホサイトにて、毎日、株式情報を配信中。

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